2016年12月8日木曜日

手術終わった。さぁ年末にむけ頑張るぞ〜

手術無事に終わり明日午前中に退院です
色々とご心配や励ましのお言葉ありがとうございました
その間、素晴らしい感動的なシーンに遭遇したよ
ま、⬇️を読んでくださいな

「手術頑張ってね」と皆さん言うてくれた
手術までヒマしてたのでその事を考えてみた
手術は医者と看護師とがすることであって
受ける側のオレには何をどう頑張ってエエのかね??

いや~ところが人生最大級に頑張る羽目になった
頑張るってもんじゃないぜよ、
言語を絶する激痛に襲われあられもない姿を曝け出し
呻き散らし激しい呼吸で肢体を捩り羞恥なんて吹っ飛んでもうた

四人のナースを従えたドクターが懸命な作業をしている
針のないぶっとい注射器にステンレスのコップの半透明の水を
片手で器用に吸い上げ、一方の手に握った病体に
一刻も争う勢いで注入し折り返し抜き取る

少し年増のナースがDr.の真向かいでステンレスのコップをしっかり持つ
その横で半透明の水を容器から注ぐ若いナース
その後ろに容器の栓を開けて手渡す若いナース
Dr.の後ろで病体から吸い取られ捨てられた液の受け皿を取替えるもう一人
五人がピタッと息を合わせ一刻も早く病体の極限の苦痛を抜き取るため

五人の献身的な作業を
病体の持ち主であるオレは痛みが徐々に和らいでいく中で
そのシーンの全てを感動的に眺めていた
誰もがDr.の握る病体と繰り返される単純作業を凝視
誰もが真剣で一途で、何とも素晴らしく美しつすらあった

病体とは陳腐でグロなオレのオ◯コ
いや〜陳腐はよし、けどグロと言う何か力のある物でなく
萎えてショゲて縮こまった見るからにお粗末なヤツ

けど、その時は絶対的な病体としてであり
ナース達にとって異性の性器とかの意識はなく
オレに取ってもそこが正にオレを破壊する恐ろしい患部であった

約20分ほどであっかな、作業は終わり
グッタリする中で皆さん一人一人に心からの感謝を述べた
誰の顔にも安堵と笑顔が帰っていた
そして、そのまま手術室へ2度目の手術と相成った

ことの起こりは
午後三時ごろから始まった手術は約二時間程で終わったのかな
全身麻酔で記憶が定かでない

病室に運ばれ、そのまま眠り続け夜に目が覚めた
尿道にパイプを通され少しずつ違和感が増していった
違和感が時折強い痛みとなって襲ってくる

痛みは激痛となって波状的に襲ってくる
その度にベッドのパイプを握りしめ呻き散らし耐えた
波状的が遂に恒常的になり七転八倒、
七転八倒が出来れば未だ良い、
腕には点滴の針、そして尿道に突っ込まれたパイプ
極限の拷問に極限の激痛。断末魔の呻き

真夜中、ナースが次々集まってきて
座薬を入れたり背中をさすり、掌を握りしめる
全く効果ナシ。
「先生、呼ぼう」年増のナース。彼女の顔が童顔で一番可愛いかった。
「先生、寝ぼけてたけどすぐに来るから頑張ってね」
ずっとオレに寄り添って励ましてくれる
励まされるとオレは男、不恰好なことはでけへん

とは言え、性器の先端、尿の出口、繊細な神経のある個所
言語に絶する痛みで息すら苦しく白眼が反転してもおかしくない

Dr.が家から駆けつけてきた
ナース達にテキパキ指図する、そして前述の作業となった

つまるところ、詰まってしもうたんやて
手術は無事終わったもののその後の膀胱内での出血で
血が固まり尿道を塞いだらしい、で注射器で吸い出す

吸い出した後は再度尿道から内視鏡を挿入し
内視鏡に取り付けた出血の個所を焼き付け蓋をする
一日に予定外の二回の手術、痛い痛〜〜いお話でした

何て、それは手術した者の不手際やろって
何を仰るか、かも知れへんけど
あの一途で献身的な作業を目の当たりにし
そんな挙足取りはしとうおまへん

髭をそれって剃ったら間抜けな顔や😅



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