2013年10月27日日曜日

年末年始だけちゃう来月も。とは別に『誰がオスプレイ買うと決めたんや?』

今月最後のお泊りのお客さんが帰りはった
男性一人煮連泊
この人、変わってましてな、自分のルーツを手繰って城崎温泉に何回か
祖父が豊岡出身で、先祖は織田信長に使えた堀秀政って人らしい

大阪から帰ったら年末年始のお泊りの予約がチラホラは言いましたな
年末年始どころか来月は既に35人様の予約が入ってまんねん

何しろ一泊二食6500円 学生が6000円
城崎温泉で一番安いお宿・街山荘ですもん、頑張ってまんねん ^ ^ゞ
この調子でいったら50にはなるかも、エエことだす♪♪♪

お客さん帰りはって、ホッと、、、こんな言い方したらアカンえ
ま、メシを喰ってビール飲んで一眠りが最近のパターン

で、ブログ覗いたり、あ、そうそうこの人のブログ『軒づけ日記』
http://yurihinana.blog.fc2.com/



この人のファンですねん
ほんでまたエエこと言うてはりますわ
短いのでチトご紹介を


オスプレイ、誰が買うって決めたんや?
滋賀でオスプレイ使った訓練…沖縄の負担軽減

沖縄の負担軽減?
ってか、それ以前に、何でオスプレイをどーしても使わなあかんのかわからん。
アメリカ国内でも「なんじゃこりゃ」扱いのダメダメ機を、
言い値で買わされた上に、使わされてるだけちゃうん?
開発にアホほどお金かかったから、モトとるために日本に買い取らすのありき?
こないだ万博で訓練してたPAC3も、
迎撃できるかも~、ぐらいの能力で、めん玉飛び出る値段やで。
そういえば、原発も、アメリカ国内で売れへんよーになってから、
日本が市場になったんやったねー。
誰の利益や。
何の利権や。
少なくとも、ウチらには不利益しかないよなぁ。
うんざりするなぁ、もう

2013年10月26日土曜日

早くも年末年始

大阪から帰ってきたらいきなり年末年始でござる
宿泊予約がチラホラ入ってきましたぞ

皆さんお早い目の予約をヨロシクです
城崎温泉で一番安いお宿とJazzBAR街山荘
年末年始も特別料金はナシっす
一泊二食6500円 飲み放題(19:00~24:00)+3500円
カニ料理(カニすき、カニ刺し、焼きカニ)+4000円








2013年10月25日金曜日

電話は重宝

大阪を出る前に電話があり、来月末に女子8人の予約が入ったよ
嬉しいね。
帰りの途中また電話があり、漁師の岡ちゃんや
「魚持ってきたけど、シャッターの前に置いとくね」
嬉しいね。電話は大切で~す
前には甘エビを大量に、お客さんに出して大喜びされた...
一泊二食6500円でありえないってね
今回は鱈、のどぐろ、白エビ
その夜、独りで刺身と焼き魚で飲みましたぞ♪

城崎温泉で一番安いお宿とJazzBAR・実家のようなと言われているよ
一泊二食6500円・飲み放題+3500円・カニ料理(かにすき、カニ刺し、焼きカニ)+4000円
お問合せ予約は080-6207-1415


2013年10月24日木曜日

予定を一日延ばして執筆中の故郷の大阪市大正区を訪ねた

城崎温泉で一番安い、実家のようなお宿と JazzBar街山荘
http://machi-guevara-kun.blogspot.jp/p/blog-page_22.html


今回の大阪行きは何かはめられたような、予定外に終始した
先ず仲居のお姉ちゃん達が大阪に行って天満の街山荘にも行きたい
ならば、オレも近々天満に帰らねばならんから、ほなその日一緒に行こか
で、話はまとまったが

当日近くなって一人降り2人降り結局オレひとりになってもうた
オレは天満に帰るちゅうコトで会いたい人達に
来てや来てやのメールを送ってますがな
中止はでけへん

大阪の天満に帰るならどっちか言うと週末のほうが
皆さん集まり安いから今までそうしてたちゅうに
仲居のお嬢さん方にほんろうされたみたいっす

でもよ
この日は城崎温泉・街山荘で出会ったお客さんが来てくれた


楽しい長い夜の始まりだす
そやけど何せ平日やん、皆明日仕事やしほとんど終電で帰りますわな
残ったのはミュージシャンのナオとそのお連れ
けど、オレは途中で寝てもうて復活して飲みなおし
もっちゃんが居ったらいつもの如く我がまま好き放題すわ

翌日、昼前に眼が覚めて
天満で色々買い物して、さて、帰ろうとしたのが3時近く
車にキーを入れてひねったがウンともスンとも反応ナシ

そや、昨夜珍しく夜に運転してライト消すのん忘れたんや
もう、これで三回目や、クソッタレと自分を罵倒

チョッと待てよ
今日は火曜日。ならば妹の休みの日や
なるほど、久々に妹達と会えと天がオレに仕向けたと解釈
充電したりモタモタしてたら夜の国道を走らなアカン
夜の運転は苦手やとアッサリ一日延期ときたもんだ

夜、環状線で弁天町まで行って
2人の妹のそれぞれの住まいを訪ねた

オレが70で69と66の妹達、ジジババやん



下の妹の家族だす。娘と孫。お恥ずかしい~~ ^ ^ゞ

さて、何で珍しく夜の大阪をドライブしたかと言うと
ほぼ10年間ずっと書き続けている小説『征生男・惜春』
実はこれはオレの16、17歳の頃がモデルで場所は大阪の大正区

先ず昼間に大正区の大運橋界隈を隈なく歩いた
様変わりしてほとんど昔の面影も留めてへんかったけど
あの路地この路地と想い出がいっぱい張り付いている甦る


妹のとこで見せてもらったオレが16の頃の家族の写真すわ
右の少女が上の写真の婆さん、即ち末の妹

小説に出てくる「照美」は実名で当時オレよか二つ年上やった
どうしてももう一度会いたい消息を訪ねにかつての彼女の家のあった所にいった
50年以上も昔。全ての建物は変わりはしていたけど
路地も棟も良く似た風景。熱いものが胸にひろがる


では、長編小説『征生男・惜春』の一部を小出しで~す




大阪の大正区。工場と煤煙に煙る下町。
貧困と差別と如何わしさが、腐った魚の腸のようにむせる下町。

下町の路地を入ると、古びたどう見ても如何わしい一軒の小さな旅館があった。
飛び込むように入って行き、薄暗く踏むと軋(きし)む狭い階段を駆け上がった。
廊下も薄暗く薄汚い。
征生男は襖(ふすま)を思い切りをパッと引いた。
裸電球の淡い灯りの下、布団を数枚敷き詰めた上に一人の少女を囲んで数人の少年。皆、征生男と同年齢。勝之もその中に居た。
タバコの臭いに汗と男女の精液の臭いがムッと鼻をつく。
少女はほぼ全裸。少年の半数も全裸に近い。性遊戯の濁った絵巻。

 オレンジ色に輝き大きく膨らんだ夕陽が、正に沈もうしている方に向かって駆けた。
 酒屋を横切り、散髪屋の前を駆け抜け、駄菓子屋の角を曲がり、
 二つ目の横丁を入って直ぐの旅館。
 不意を突かれ狼狽も露わに慌ててズボンを履き、服をまとい、
 勝之は征生男の後に従った。
 「お前等も直ぐ帰れ。警察が来るど」
 征生男は残った少年達への一喝を忘れなかった。
 廊下に飛び出し、手すりを支えに階段を数段ずつ飛び降りて旅館を出た。
 来た方角とは逆に早足で歩く。
 低いひさしが連なる路地を抜け、市電の通る大通りに出た。
 そこで、初めて歩調を緩め征生男は勝之と向き合った。



車輪の響きは遠ざかって行った。
怒りが胸を突いてきた。力を込め歌子の肩を押した。
「歌ちゃん、ゴメン」
 突き放したような形で肩を確り捕まえ言えた一言。
 

 走った。商店街を抜け、路面電車の通りに出た。

電車の姿は既にない。停留所に人の影は無かった。
停留所から自分の家を目指して走った。
闇の中でぼやけた町のた佇まい。
家々の屋根と暗い空との境界が二つの闇色で浮かぶ。
僅かな街灯に浮かぶ路上に人影はないか、走った。
えびす食堂を曲がった。
路地の向うは家々の小さい灯りが点在しているが淡い闇がおりている。
人影はない。

走った。路地の突き当たり、道は右に折れて数件先が照美の家。
家の前まで走った。長屋の中程。それが照美の家。
二階に灯りが点された。照美だ。
どうする、淡い闇が降り静寂が沈み込んだ軒並み。
子供の頃以来訪れていない照美の家。

立ちすくみ、二階を見上げる。
低い軒だから呼べば届きそうな距離。
それは照美だけに届くのではなく、両隣にも路地を挟んだ向かいの家々にも届く。
敗残者のように立ち尽くす。見上げる窓。窓の灯りが幻想的に広がる。

夜空の闇に僅かな星。星が風の中で冷たく瞬いている。
10日以上も待ち焦がれたこの一瞬を歌子に阻止された。
後、一分も早ければ照美に逢えたのだ。
諦めを風が運んできた。歌子を憎いとは思わなかった。
 

 

 
 

 

2013年10月20日日曜日

東京の団体さんが帰りはった。

城崎温泉で一番安い!実家のようなお宿とJazzBAR街山荘
こんな写真つくったよ



さっきお客さんが帰りはった
この人たち遥々東京から来てくれはった
飲み放題コースで深夜まで飲んでビリヤードにも高じて
よしおちゃんとも話が弾み著書の『山麓の炎(ほむら)』も買ってくれはった
もちろんFBの友達になって、来年もきてくれるそうな

長時間密度の濃い飲み会の後
今はまた独り、、、、、しょんぼりビール

明日は久しぶりに天満の店に帰る
何人か来てくれる、何人やろか多分10人は超えるような
平日やのにありがたいね。
よしおちゃん、酔い潰れてもっちゃんに世話かけるやろな

さて、一眠りっすわ ^-^ゞ



2013年10月6日日曜日

初めての気まぐれ旅・世界遺産白川郷 1

先ずはコマーシャル、辛抱してつかあさいm(_ _)m
天高く馬超える秋、そしなどて行楽の秋だぞ~♪
昨日は少し雨が降ったけど最近は幸いにも晴天続きの城崎温泉
もちろん七湯の温泉巡りも良し、城崎の周りの自然に触れるのも良し

何よりも、城崎温泉・街山荘の夜を楽しむのが最高でござる...
実家に帰ったみたいとよく言われます
かなりエエカゲンなよしおちゃんのお持て成しが
肩の張らないアットホームなものに感じていただいているようで

ログハウスのBARで気ままに飲んで語り明かしビリヤードに高じるのもエエもんだす

城崎温泉で一番安いお宿・街山荘に出かけましょう
一泊二食6500円 学生6000円
飲み放題+3500円(19:00~24:00)カニ料理(刺身、焼き、茹で)+4000円
お友達などお誘い合わせの上ぜひ来てや~
また、一人旅もエエもんだす

 
 



信州木島平村スキー場でロッヂを9年間して
今は城崎温泉でお宿が2年目に入った
で、JazzBARをずっとやり続けているつーのによー
全くねオレっていう奴はほぼ何処にも飲みにも食べにも行かん

はるばる、世界遺産である白川郷にやってきた
一泊する時間は余裕であったし伝統を守った日本の宿が当然多い
にも拘らずよそ様の私有地の駐車場で車中泊ときた
自分がお宿をしているならこんな機会に伝統の宿にでも泊ってよ
少しは勉強するのが゛道理ちゅうもんやで

でけへんねんな
そんな贅沢はオレには許されへん
贅沢と言えば店と宿を三日間も休んで旅に出るかんぞ正しく贅沢
そやけど平日は泊り客もなく、BARの飲み客もゼロ状態
ならば無休で働き続けてる よしおちゃんにご褒美もありかと

何しろ、信州木島平村の山荘が全焼して膨大な借金を抱え
未だに、じゃなくこからも長~い長い年月を返済に追われてまんねん
おろそかにしていると個人に迷惑が行く(もうメッチャ迷惑かけっぱなしやけど)

合掌造りの一軒家。夜目でよく分からんが多分食事処
その横の専用駐車場。奥の方に目立たんように駐車
星が輝き下界はしんと静まり何処かでせせらぎの音が聞こえるだけ
闇に包まれ辺りの様子がつかめない

テーブルとチェアを出し、コンロと小さなヤカンもテーブルに置いた
予想通り冷え込んできた。防寒ズボンに防寒コート
ヤカンに酒を満たしコンロの火を点ける
熱燗なのだ。チェイサーはビールとウイスキーの水割り
食い物は今朝の中沢家の朝食の残りをタッパに弁当仕立て

チビチビと、いやいやグイグイとあおるように飲みながら
煌めく星の群を眺め、想い出のスバルに愛しい人を重ね
今までの事、これからのコト、色んなコトに思いを深めていた


明るさで眼が覚めた
一瞬自分が何処で寝ていたのか判明せず不思議な感じ
8時40分。けっこう寝込んでいたんや。けっこう呑んだんや。
車のシートを倒して寝てたので体がギコギコ、曲げた足がだるい

辺りを改めて観察。うわぉ、
闇に包まれた夜目では全く分かれへんかったが
点在する合掌造りの家々が視界に広がった
目の前には川が流れ川岸を深く削って石ころの川原が広がっていた


 

エエ感じや!
よしっ、昼までこの世界遺産を見て歩こう

つづく

2013年10月4日金曜日

初めての信州気まぐれ旅


城崎温泉・街山荘は城崎温泉で一番アットホームなお宿です
これからの行楽とカニシーズンぜひ、お誘い合わせて飲みに泊りにきてください
 
一泊二食6500 円 飲み放題+3500円 カニコース+4000円
お待ちしてますよ~ ♪♪♪

 

10月1日記
 
昨日は何と14時間かかって信州木島平村に着いたよ
途中、越前海岸のしおかぜラインを走った
日本海を左に時には海の上に道路が跨ぎ広い海と点在する奇岩を見ながら
途中、岸壁に据えられた昔の松前船の模型が珍しかった

 

















道は広いし車は少ない、天気も良く80キロから100キロのスピードで快適なやったけど
国道8号線を富山から新潟に入る手前頃から渋滞になりとにかく信号がめちゃ多い
そこで2時間ほどもたついて予定より2時間遅れてもうた

オレの実家のような中沢牧場に着いたのが夜の8時ごろ
主の久夫ちゃんの仕事が終わったのが10時ごろ
そこから2時間ほど飲んで積もる話に花が咲いた

今日は上田まで藁を取りに行き4トンのトラックに山積した。
慣れない作業、その上未だに残る強い後遺症で力も出ず
もっぱら傍らでお手伝いに終わったけど
秋晴れの下清々しい時間を過ごした
今回の旅にこれと言う目的もなく行き当たりの気まま旅
そんな事はもう何十年もしてなかった
 


夜は昔、ロッヂをしてた頃に一番仲良しやった岩もっちゃんを訪ね久しぶりに飲んだ
実は彼がオレを城崎温泉にくるきつかけを作った張本人
いつまでも木島平の山荘再建にしがみつくオレに...
叱咤するがごとく
エエかげん見切りをつけて大阪近辺に活路を見出せと力説したもんや

既に60代になっているから然も老け込んだコトやろうとの憶測が
見事覆されて元気溌剌、肌にもハリがあって
美人の奥さんも歳を感じさせへんと相変らずの美貌で、良かったな~
やっぱりスキー場はひどい状態で閉めるペンションも増えたとか
そんな中で岩もっちゃん夫婦は頑張ってるのに大いなる拍手

10月2日記

久夫ちゃんチにはなんとキャンピングカーがあって昨夜はそこで寝たのじゃ
なかなか寝心地が良かったわ^_^
ま、実家のようやと位置づけても久夫ちゃんだけちゃうし
お婆ちゃんも愛ちゃんも居てそこにはハッキリと中沢家の家庭がある
一泊だけなら未だしも二泊目はチトね、そこでエエとこ見つけたぞ
次からは初めからキャンピングカーで泊るのだ

今朝は、崩壊した山荘現場からわずかな丸太を引き出して、
更に久夫ちゃんに預けてた蒔きストーブも車に積み込み、ほな、オレ帰るし
まぁ、珈琲くらい飲もうよの誘いに うんうんとアッサリ承諾
珈琲ができる間、 昨日教えた蹴りをふざけて
オレにしてくるアホな久夫

ホンマによ、未練がましい
それがもっと増幅して、やっぱり木島平に帰りたいと昨日からその思いが消えへん
珈琲飲んで思い切りよく潔くすくっと立って
ほな、帰るし

で、最後に今度はいつ来れるかと今生の分かれに記念撮影をパチリ
ほんで車に乗り出ようとしたら久夫ちゃんが手をさしのべ握手

続いて愛ちゃんも手を差し伸べてきた
不意にその瞬間、うるうる涙が溢れてしもうた

崩壊した山荘の現場から丸太を引き出してる時は

やっぱりどうしようもない悔しさがこみ上げてきたそれでも抑えに抑えた感情が
久夫ちゃんの掌の温もりで堰を切ってもうた


今宵は飛騨の白川郷
上手い具合にパーキングを見つけそこで
野宿ではないが車中泊。一人キャンプ気分で愉しいような寂しいような
星がキレイ。けど寒かった
然もあろうと用意してきた防寒用のズボンにコートを羽織って
熱燗をして淡々と過ぎし日のコトに思いを巡らしていた

 明日朝、合掌造りを
ゆっくり観察して帰ろう