2013年2月27日水曜日

春だぜ、ホタルイカっす ^0^/

魚であったり、海老であったり、カニとかイカとか、
で、今度は初めてのホタルイカ

漁師のOちゃんチは城崎温泉・街山荘の前の県道3号線を渡った所
カッカカツカと呑んで酔いどれ呂律も怪しく
夜の闇が降りた県道をフラフラしながら渡って帰る
何度か腕を支えアパートの玄関まで送ったコトもあった

小さいビニール袋に何やら入れて下げてきた
ここんところはカニよりもホタルイカ漁が続いているのだそうだ

ホタルイカと言えば信州木島平村スキー場でロッヂをしていた頃
大阪から来るお客さんが日本海経由で富山の生のホタルイカを土産で持ってきてくれた
初めて生のホタルイカを喰った感激は未だに忘れられない


「この辺のホタルイカは生では喰えぇよ」とOちゃん
「だけど、おき漬けにすると美味いんだぜ」
Oちゃんは関東出身、で、同じよそ者同士の気が合う

醤油と酢を少しそれに生生姜におろしニンニクを入れて
ま、オレっていう奴は何でもニンニクを入れるんやな
数時間漬けて喰ってみた。。。。。ウマッ

あんまり美味いので、カニと赤イカを入れて
信州木島平村のポン友、中沢牧場の久夫ちゃんチに送った
信州の山猿には珍しく先ず食する機会はなかろう




その話を聞きつけ、昨夜遅く仲居のASAちゃんがAKEちゃんを連れてきた
ASAちゃんは芋焼酎の水割りにホタルイカ、これはやっぱり熱燗やなぁ
AKEちゃんはマッコリで悦にいっていた
そやけど明日が早いから今夜はもう飲まれへん
明日また来るから置いといてときた




昨日、今日と春のような日差しで穏やかで
円山川は静寂の中にたうたう緩やかに流れ 暖かい
小春日和 、もう春やな~

一昨年城崎に来てから春が待ち遠しいと思うようになった
それまでは冬が大好きやった

スキーにはまり雪景色に魅せられ冬に憧れ信州木島平村に移住さえした

それが、城崎に来て内装工事を始めて間もなく
丸太の重みで肩を傷め筋肉を酷使して極度の疲労を招き
昨年は階段を頭から逆さに落ちて脊髄損傷の大怪我して
身体のあちこちを傷めて、後遺症と闘う毎日には寒さが身に沁みる
 

春がどんなに待ち遠しいかったか
冬の間 堪えてきたことからやっと解放されるんや

さあ、やる事がいっぱい待ってるど


                                            記 原田 譽志男(よしお)
 

2013年2月21日木曜日

雪を見たかった沖縄の女子観光客

城崎温泉・街山荘はお泊りのお客さんがないと平日はヒマなんです
昨夜とてそれぞれ一人で来た三人のお客さんだけで
深夜12時過ぎまで盛り上がって終わったかなと

1時も過ぎ、ほな看板入れてポチポチ終いますかと
その割にはうだうだしてて看板も入れず電気も点けて独り酒

と、ドアの外で女子たちの声がした
「まだやってますか。何時までですか?」
「どうぞどうぞ、適当に遅くまでやってますからどうぞ」

三人の女子が入ってきて店の中をキョロキョロ
「うわーっエエ感じの店!」

なんと沖縄から来たちゅうやん
城崎温泉・街山荘で沖縄の観光客は初めてでござる
打ち解けて一緒に飲みながら沖縄の話を聞かせてもらったり


その内三人さん共が城崎温泉に来たら雪が見えると思ったのに
そやけど、ここんとこ雪はありませんなぁ
沖縄では雪は望みようもないもんな

「よっしゃ、オレに任せて。明日雪のあるとこへ案内しますがな」
「えっ、この近くに雪のあるとこがありますか」

神鍋スキー場までやったら車で多分40分くらいやろ
そこへ案内すると約束したらえらい喜んでくれたぞ

明日、宿のチェックアウトを終えたらまたここへ来ると約束

「でも、どうしてそんなに親切なんですか」
何を言うてますねん
オレは昔から沖縄とアイヌへの思い入れは人の何倍持ってますんや
何にもエエことなしでずっと日本の犠牲になってきたやん
そやから、その人たちのタメに出来ることはさせて欲しいねん


宿のチェックアウトは朝の10時
えらいこっちゃ、寝過ごしたらアカン。アラームを9時に設定
お宿とJazzBar街山荘ではチェックアウトみたいな野暮なもんはない
だいたい、泊りお客さんはこのバーで飲むのが目的の方が圧倒的に多い


そやから、翌日は昼近くまで寝るのが当り前
チェックアウトなしがお宿とJazzBar街山荘のうりものですわ


今朝
アラームが鳴る前に目が覚めた
宿の前の県道3号線を行きかう車のエンジン音は絶え間がないが
それでも音を吸い込んだ澄んだ静けさを感じ取った

部屋を出て中庭の窓から屋根を仰ぐと
何と10㌢ほどの積雪と更に雪はかなり強く降り続けていた

直ぐに外へ飛び出し円山川の堤防に出た
一面の雪景色

神鍋スキー場まで行くことはあるまい
あの人達はこの雪の何処かで童心に戻っているコトやろう


                             記 原田 譽志男(よしお)  

2013年2月18日月曜日

もっちん、街山荘天満店長デビュー \ ^0^ /

城崎温泉・お宿とJazzBar街山荘(マチサンソウ) 発信

色々バタバタ劇はあったものの昨日
もっちゃんの天満店長デビューを見事果たしましたぞ

 来る人を全て楽しく湧かせながら手際良い仕事ぷりっに
彼が呼んだお客さんはもちろん
街山荘の従来のお客さんからも楽しく絶賛されるほどでしたぞ
もっちゃもオレも盛り上がり過ぎて写真を撮るのを忘れた
んで、お客さんが写したのを拝借させてもらうのと
天満の古い写真を見てくださいな

 

 



これでオレも目論み通りにホッと一安心でござる
今日からは彼一人で路を開いて行くコト間違いなし

来月からは3日間ほど城崎温泉・街山荘と天満街山荘を交代して
二人で両方を盛り上げるぜよ

二人は相棒でライバル
どちらがより多くお客さんを呼び込み売り上げをあげるか

売り上げはともかく、より多くのお客さんに楽しんでもらえるコト

少し予定より遅れているけど
来月には両店ともビリヤードとダーツを設置
ビリヤードは信州木島平村の街山荘が全焼して以来の
オレの念願でしてな 

昔の奇特なお客さんが無料で提供してくれますのです

城崎温泉・街山荘にも泊り客が少しずつ増え
今年は街山荘の花が満開かもね


                        記 原田 譽志男(よしお)

2013年2月17日日曜日

明日17日は大阪天満店です

明日は天満です。
新店長「もっちゃん」こと森本正憲くんの初日を一緒にやりま〜す
久しぶりの天満、ぜひ一人でも多くの皆さんと会いたいで〜す。
来てくださいねペンギン

2013年2月12日火曜日

連休、城崎温泉・街山荘は初めて満室御礼。そして17日は天満の店へ



 
先ずはお知らせを
 
先日お知らせしたように
17日から天満店の店長が「もっちゃん」に変わります
初日の17日(日)は
オレも城崎温泉から天満に行き店長もっちゃんの補佐を勤めます
昨年10月以来久しぶりの帰阪です
まだ、もっちゃんを知らない皆さんに彼を紹介するのと
皆さんにお会いしたい一心から一日だけの天満店です
ご都合が良ければぜひ顔を見せてくださいね
お一人でも多くの皆様に会えるのを楽しみにしています
 ヨロシクですm(_ _)m
この看板が出来たのは先月の末でこじゃった
その時、この看板が下ろせる日が早くきますようにと祈ったもんぜよ 
 
そそっ、それが、 
この連休、城崎温泉・街山荘は初めて満室御礼になったのじゃよ
内4人様以外はこの城崎温泉・街山荘で知り合った家族連れも含めた客様
初めてのお泊まりなのに一人で働くオレ
何方も楽しく協力していただいて嬉しく感謝です
おかげで二日間は最高に盛り上がった
 一周年を迎えて幸先の良さに歓喜してます
 
なかなか旅館の許可が取れんかって焦燥の一年
これからは宿として自立せにゃならん 
の願いは旅館業だけで成り立つ街山荘でね
 
この何十年間
大阪と信州木島平村で商売を続けてきたからお客はいっぱいいらっしゃる
そやからわざわざ他に宣伝せんでも
僅か15人のキャパの宿は次々お泊りに来てくれるものと信じておった
事実、大勢のお客さんが「行くから頑張って」と励ましてくれたものよ

ところが
その多くが口ばっかりでな、この一年来てくれはったのは一部の人達だけ
むしろ、この城崎温泉・街山荘で知り合った一の方が多いときた

ならば、積極的に宣伝せねばなるまいてと
とにかく一応「楽天トラベル」に参画することにした
したらばな
楽天の担当者いわく
「この料金でなら、若い人、特に学生は殺到してきますよ」だってさ
まんざら煽てとは思われんしチートは期待感も

ところで、この連休も幾つかのドラマが誕生したがな
で、もったいないからそれらの物語をおいおい綴っていきますわ
題して『城崎温泉・街山荘 千夜一夜物語』 

乞うご期待 ^ ^ゞ
 
ホームページ↓

          記 原田 譽志男(よしお)

2013年2月7日木曜日

街山荘天満店の店長に「もっちゃん」こと森本正憲くんが



今年はどういう訳か太平洋側が寒くて雪も多い
2月というのにそんなに寒くないっすね
長野のポン友も今年は雪も少なく暖かいとさ

今朝なども穏やかな陽が射して
ついつい誘われて東山公園いつものように出かけましたぞ
そこで一時間ほどトレーニングして帰ってきたら午後から雨になった
 

 
先週、血尿が出て止まらず激痛に見舞われ
病院に行ったら膀胱が炎症を起こし
血が溜まってドロドロに詰まっているとさ、ウワオゥ

ほんで管を通して吸い出す処置をされた
それが耐え難い拷問そのもので
二時間はあられもない姿のまま看護師のお嬢さんたち数人の前で
悲鳴を上げ続けてしもうて、、、恥ずかしかったな~

でも、抜き終わったらウソのようにスッキリして今は超元気っす

原因はここんとこトレーニングが毎日休まず益々過激になり、
そこへ最近は強い酒を飲み続けていたと思われます
で、トレーニングは3日目はお休みしてお酒も極少量にたしなんでいますぞ


  

ありゃ、のっけから話が本題から外れてしもうた ^ ^ゞ

さてさて天満の店をやっていたてっちゃんが退くコトになりました
約一年半、ご苦労さまでした

で、次は今相棒のもっちゃんこと森本正憲くんが店長として入ります

もっちゃんは城崎温泉で男仲居として働いていた時にお客としてきちょりました
派遣やから昨年の3月で終わり
5月から城崎温泉・街山荘で四ヶ月働きましてな
それだけオレとは深く気が合ったと訳っす

 
 
7月の初め
酔っ払ってドジって階段から逆落としで落ちて脊髄損傷という大怪我をしたオレ
歩行も困難、箸も思うに任せないようなオレを
介護するように細かく面倒みながら、城崎温泉・街山荘を守り通したヤツでござる
いわば命の恩人でもある訳で (いや、ひょっとしてオレを突き落としたかもね)

更に客当りも抜群に良く、お客の受けはオレをしのぐ器量のヤツ
実家は大阪の北区で天満まではチャリで直ぐの所

城崎温泉に来るまでは
大阪でバーテンをやったり店を任されたり
話を聞くと、ここでは公にでけへんオモロイ遍歴の持ち主でな
ここで誉めるのは実はムカツク感じなど、ね、、、
それだけに豊かな人間味に溢れてましてな
友達もい~っぱい居るヤツなんす ^0^/
昨年の夏の泊り客の多くは彼の友人関係で
 
街山荘の大阪のお客さんにも
誰もが会えば皆さんに好かれる明るい卒のないオモロイ奴

で、彼なら安心して天満の店を任せられるし、
城崎温泉でもオレよりはるかに横のつながりもあって
天満も城崎温泉・街山荘も任せられるというコトで
今月の17日から天満の街山荘に店長として入ります

 ほんで3月からは月に三、四日もっちゃんと交代してオレも天満に出ます

 
長々どもm(_ _)m

そんなとこで、今後とも引き続きヨロシクお頼み申しますです

HPhttp://machi-guevara-kun.blogspot.jp/

 
                      記 原田 譽志男(よしお)


 

2013年2月5日火曜日

城崎温泉・街山荘では時々ドラマが起きる

 
突然起きた小さな誕生会



先ずはお知らせ
2月3日で城崎温泉・お宿とJazzBar街山荘(マチサンソウ)は
二周年を迎えます

そこで、2周年記念サービスキャンペーン
一泊二食カニコース(蟹すき、蟹刺し、焼きカニ)付
8000円(通常10000円) ただし3人様より

期間 2月末日まで(街山荘はチェックイン・アウトはありません)




一年も経過すればこの小さな街山荘の中で有名人も出てきますな

一昨年10月から内装工事に入ってからお手伝いにお客様でと
遥々大阪からほぼ週末には通い続けてくれたお姐さんが居ましてね
当然、飲みに来る城崎温泉のお客さんとは顔馴染みになり
天性の明るさとオットコ前な性格から皆さんの人気者

中でもオレの相棒の森もっゃん(2/17より天満の店長)とは大の仲良し

最近では彼女が来ると仲良しになった仲居さん達が会いにくる
ほんで一際賑やか夜になりますな

2月3日は城崎温泉・街山荘の一周年ではあるけど
何と奇遇にこのお姐さんの誕生日でもあった訳



2月1日にお姐さんことAKIちゃんが今年二回目の街山荘入り
で、まあ最初は二人だけでいつものように飲んでいた

そこへ最近頻繁にやってくる某ホテルのフロントを勤めるAKAちゃんがご来店
間もなく続いて某旅館の仲居さんのASAちゃんも入ってきた
しばらくして森もっちゃんも仕事を終えてふらりと入ってきた

皆、AKIちゃんが来たから時間差で会いに来たと思ってましてん

オレが厨房で料理を作ってたら森もっちゃんが入ってきた
ほんで、そのまま勝手口から外へ出て行きよった
直ぐに入ってきて何やらニヤニヤ
「へへへ、AKIちゃんのバースデイケーキ」

あっ、そうかぁ~。オレもビックリ
「12時になったら出しますから黙っといてくださいよ」


12時前に森もっちゃん、素知らぬ顔で厨房へ
直ぐに出てきて両手で蝋燭の点いたケーキを両手で大事に
「AKIちゃん、お誕生日おめでとう」
「えええーキャーわー」
このサプライズに大声で喜びも露に

と、次はASAちゃんが花束を差し出し
「AKIちゃん、おめでとう」
ASAちゃんは切花を買って自らデザインした花束

「ハッピバースデイAKIちゃ~ん」
居合わせたもう一人の仲居のご夫人も加わり皆で合唱

あらら、
両手で目頭をこすり子供のように泣いて喜ぶAKIちゃんでありました

で、そのご婦人が勘定を済ませて帰ると出ていきはった
のに、数分後に入り口のドアを開けてまた入ってきはった
「突然で何も出来ませんけど気持ちだけ」
向いのローソンで飴のセットを買ってきて新たにお祝い

皆さん、出身地は別々なれど
この城崎温泉・街山荘で初めて知り合った仲ですわ

ほのぼの小さなドラマですな~


                   記 原田 譽志男(よしお)