2015年12月31日木曜日

お宿街山荘物語

お宿街山荘物語

いろいろなケースがあるんやけどこんなのは初めて
城崎温泉お宿街山荘に予約をしていきはった
住所をみるとなんと同じ大阪の北区.しかも天満橋やから
今度の新しい西天満の店とは歩いても来れそうな距離

で.そのお方はオレが城崎温泉に居る時に西天満店に現れた
それだけではなく5日前も1人でまた現れた
それで他のお客さんたちとも一緒にワイワイ飲んで楽しんだ

お宿に泊まりに来るのは彼女と一緒ということで
次の日はまたまた彼女同伴で連日のご来店でござるよ
このが明るくてとてつもなくおしゃべりで楽しいお嬢さんだよ
たちまちオレと意気投合、仲良しになったわけ

お二人が城崎へ来るのがその2日後
てコトは、その日の朝からオレも城崎温泉に飛んでいく訳
さあどちらが早く着くでしょう

オレは一番安いいつものバス
彼女彼は何と飛行機で飛んで行きはるんですわ
リッチやな~そらぁ、かないまへんわ
さすが年末や、バスは超満員で二号車まで増発して
で、オレは2号車、トイレ無し、
ビール飲まれへん❗️

豊岡辺りで彼から電話でもう着いてると
温泉に行って時間つぶすとさ
オレは天満で買い付けた18kgの食材を駅から
よいしょよいしょとキャリアを引っ張って
宿に着くや否やチャリに跨り更なる買い物
シャッターを開けぱなしドアも鍵をせず出かけた
帰ってきたら案の定お二人は居ましたよ

もう一組のお泊まりは初老のお父さんと息子さん二人
その夜は六人である飲んで語り夜の更けるのも忘れたね
語ると言うても彼女の独壇場で常に中心になっていた

これからこのお二人との仲は深まる一方やろ
良い出会いがあったと言うお話

2015年12月30日水曜日

飛び石やん!

何と変則な年末年始でござる
27日20~23才の若者達合わせて20人
28日ゼロ
29日30才の男子4人
30日ゼロ
31日合わせて男子ばかり14人
元旦カップル一組
のお泊りで飛び石やん
今日も洗濯掃除、洗い物、買い物に追われ
ちょっと一息、ホットウイスキー飲んでまんねん
さーてっと、今から料理の仕込みざんす

それにしてもだ〜れも居れへんのん寂しすぎ〜〜

2015年12月29日火曜日

妖精ピアニスト榊原明子のライブ

新春一番 JazzShotBAR 街山荘ライブ
榊原 明子 pianist
5年ぶりの出演

共演 折本 慶太-Keita ORIMOTO
(箏・十七絃・二十絃・三絃・尺八)

1月6日(水)open18:00  start 20:00
   2stage  charge 1500円 

榊原明子は妖精ピアニストと呼ばれaccoと親しまれて久しい。
Cdも数多く発売され街山荘でも販売しています。
街山荘とは10年以上になり多くのライブを手がけてきたよ。

今回は正月明けにふさわしく琴とのコラボ
さて、どんな華麗な旋律が聴けるか楽しみです
水曜日と平日ですが仕事帰りにぜひ来てくださいね

折本 慶太
1997年、都山流尺八大阪府コンクール1位受賞。
2001年、NHK邦楽技能者育成会第46期卒業。
CD『めぐりあわせ』(2011年)発売。
2008年、龍笛・笙とのユニット「トラロ会」を結成。
CD『天越ゆる道』(2011年)、『道しるべ』(2014年)発売。
尺八・箏・十七絃・二十絃・三絃奏者として、国内外で多数の公演に出演。







2015年12月26日土曜日

年末年始は城崎温泉

はい、今城崎温泉行きのバスが出発しました。
約18kgの荷物をキャリアに積んで西天満の店から歩いて
阪急バスターミナルまで26分かかり何とか間に合った

荷物は年末年始で使う城崎温泉お宿街山荘の食材
今日城崎温泉に着いて豊岡まで買いに行く時間がないので
昨日の全部天満で仕入れた物
キャリアで引っ張ってきたが18kgはさすがに重いわ

10日間ベッタリ西天満店で居座ってたよ
オレが居るという事で色々皆さん来てくれました
ホンマに感謝です

今日から正月の3日まで城崎温泉お宿街山荘で
またまたお泊りのお客さんと楽しく送るのだ
次々と新しい出会いが何とも楽しみだす

で、意外と正月三が日はお客さん少ないです
ふと思い立ったら何方でも来てくださいよ
尚、西天満店も年末年始一日も休まず営業します
ヨロシクですぞ😉




2015年12月20日日曜日

ドリンクオール半額‼️

一目会ったその時からメッチャ仲良しに
オレも入って四人でアホになったぞ〜

今日から晩の8時までドリンクオール半額‼️
例えば、
生ビール600円➡️300円
角ハイ500円➡️250円
山崎1000円➡️500円
因みに気まぐれで昼BARもやってるよ
JazzShotBAR 街山荘
大阪市北区西天満6-2-14マッセ梅田2号館B1
電話してみて〜080-6207-1415
ヨロシクね〜😘







2015年12月19日土曜日

ドリンクオール半額‼️

太っ腹、重大発表‼️
明日からドリンクオール半額‼️
ただし夕方8時までです。ぜひ早い目に来てくださいよ〜👍
JazzShotBAR 街山荘 西天満店
大阪市北区西天満6-2-14マッセ梅田ビル2号館B1


2015年12月17日木曜日

街山荘物語 三人ナース

お宿街山荘物語。例によって長い文章がいつもより更に長いかも

そろそろバスの時間や、そこでバス用にローソンにで500mlの缶ビール買ってたら
携帯のベルがけたたましく鳴った。
正月のお泊まりの予約のお電話、慌てて宿に帰りメモをする
バスの時間が気になる。
電話のお客さんとのやりとりがやっと終わって、さぁ出るぞと外に出た
バタバタといきなり激しい雨音やん!

こんなギリギリになったというのも昨日泊まった可愛いのナース3人が
ゆっくりのんびり遅い朝風呂に出かけ新記録を樹立しはった
お宿開設ほぼ四年になるが朝飯がお昼を超えたのは初めてじゃ
れっきとした記録更新でござる‼️

昨年も来た可愛い一人のナースがリピーターになって新たに別の友達を連れてきてくれた。
今年になってリピーターがどんどん増える。嬉しいじゃござんせんか。
彼女たち3人は昨日夜勤明けでほとんど寝ずにやってきた
それも知らずにオレはその夜も3人相手に飲めるものとワクワクしてた
ナース達もそのつもりで城崎温泉お宿街山荘にレンタカーを飛ばして来た訳

冬の早い帳が下りた夕刻の6時過ぎ
先ずは温泉と出かけて行きはりました
この日のお泊りはこの子達だけやから
夕食の時間はいかようにも丁寧にできるのでゆっくり行ってらっしゃいと

8時前に帰ってきた。それから遅い夕食だす
お腹すいた〜腹ペコ〜
先ずはすぐに食べられるカニ刺し、続いてグラタン
定番のタンドリーチキンと極太ソーセージ、そして焼きガニ
出す度に「わー」とか「すっごい!」の歓声
コレ聞くのんオレにとってはホンマに心地良い訳で

三人が一応にまずはビールで食べはじめた
止まる事なく絶えず食べながらも静かな会話も止まれへん
食べるのと会話が夢中でビールはなかなか減れへん

夕食をコースのように全部出し切ったら
オレのそれからの仕事は次々注文される飲み物で
カウンターの中とテーブル席とを行ったり来たり
いつもなら普通はそう

食べはじめた時に飲み放3800円にするかどうか思案してたので
ま、とりあえず成り行きに任せようって事に相成って
オレは舌鼓を打つ三人の横に椅子を持ってきてチョコンと座ります
三人の話を聞きながら飲み物のお代わりに待機姿勢だす
ところが、、、
一向にお代わりがなくオレはビールから
ホットウィスキーに代えて一人チビチビなんやなぁ
カニの食べ方を指導したり時折会話に入るオレ
けど、いつもと違うてちょっと浮いた感じ持て余していた

彼女たちの会話は職場の誰彼の思いと評価
仕事内容の意見やエピソード
彼の話、それぞれの恋愛観、結婚、将来

女の子が三人寄れば華やかで賑やかでが普通
お喋りではなかった、思いの伝えあい
社会や政治の難しい話こそなかったが
親身に語り真摯に受け止め合っている
いつしかオレは聞き入っていた

与えられた仕事をそれなりの思いで必死にこなし
恋もし、普通に遊び、その中で年齢を重ねる事を考え
どうしても未来に対する不安は払拭できずそれぞれが模索している

夜勤明けで寝てなかった。
温泉に浸り、カニも料理も時間をかけ全部食べた
三人で語り尽くしている。酒を飲む余力は消えていた。
世も更け日付が変わった。
後は心置きなくぐっすり眠りに入りたい

朝食の時間をきいた
「う〜ん」三人共生返事
適当にゆっくり寝たらエエねん。とオレ

それでもオレは翌朝7時に起きて8時には朝食の用意は出来た
いつ起きてきてもOKざんす
ま、10時頃までには起きてくるかなと
オレはその日、大阪に向かう予定で14:40発のバスを予約していた
今回は25日まで10日間もお宿を離れる大阪での長期滞在
ナース達が眠りについている間、厨房も店内も念密に片付け掃除

11時前になってやっと起きてきた彼女たちはそのまま温泉へ
帰ってきたのが正午を過ぎて12時半に遅い朝食なのだ
飲んで弾けるつもりが静かな語らいに終始した昨夜
そしてゆっくりぐっすり寝たにもかかわらず、もっと眠りたいと

派手な事もなく一見淡々と生きている姿を垣間見たオレには
彼女達の懸命さが背中にズンと伝わり胸の底にじんわり染み渡るものがあった
たいして飲まず、昼近く起きてきても悪びれるでなく
当たり前のように自然な振る舞い

仕事が辛いって感じではない、生きる重荷を感じる訳とは違う
将来への漠然とした期待と不安
それでも今生きている自分を見つめわずか1日の癒しを求め
この街山荘というお宿を選んで来てくれた
ここへ来れば只々安心であり余計な気遣いもない
イイねイイね、そんなお宿をさせてもらってるのに
心から嬉しいと思った訳です

さっ、オレがご馳走するからコーヒー飲む?
四人でコーヒー飲んで記念写真を撮って
彼女たちが出て行ったのは2時前かな
次は天満の店で会おうと約束して





2015年12月15日火曜日

年末年始に備えて

今日は大阪からリピーターの可愛いいナースさんにんのお泊り🌟
今日の日中は布団を冬用に全部入れ替え
そのタメに昨日から4回も洗濯。部屋も完璧にお掃除‼️
明日大阪に帰ったら次城崎温泉に戻るのは予定では25日
それから正月の3日まで今のところ60人近いお泊りです
多分、平均睡眠時間また3時間ほどやろね 
一人で頑張るのだ‼️💪



恐縮ですが毅然とお断りしています。
年末年始のお年寄りとお子様(小学生まで)連れのご家族のご予約を
毎年早々にご家族連れの予約で埋められていました。

城崎温泉お宿とJazzBAR街山荘は
心おきなく楽しく飲めて泊まれるお宿です。
飲んでいただくという前提で一泊二食を破格の料金にしています
それをただ安いだけで趣旨を無視されて来られると
時には思いの差からトラブったりしてきました
今年からはお互い嫌な思いをするならお断りする事にしました

さて、この年末年始は27日以外は未だ空室があります。
先着順です。ぜひお越しください

一泊二食お一人様の料金
                平日        休日前    12/27~1/3    1/4~1/8     1/9~1/10
四人様〜6500円   7000円    8000円        7000円       7500円
三人様    7000円   7500円    9000円        7500円       8000円
お二人様7500円   8000円   10000円        8000円      9000円
お一人様8000円 10000円   13000円      10000円     12000円
リピーターの方は500円引

2015年12月11日金曜日

ボツボツお客さん来てくれる

オレはね、まぁマメにFBなりブログに記事をあげてる訳
実はコレってホンマは面倒なんやね
そやけど、お宿とBARと云う接客業をしてるからには
少しでもこちらの情報を発信して拡散して
一人でも多くの人にお客さんになって欲しい訳

次々成果があるって事はないけど
時々嬉しいシーンに恵まれますな
ネットを見て城崎温泉のお宿にお泊りのお客さんが徐々に増えてきて、お宿はどうにか安泰を保つようになった
リピーターも増えてきた

西天満店にもFBの友達がボツボツ来てくれるようになった
FBではわざわざイイねをつけんでも結構見てくれている
そうなると、面倒なんて罰当たりな思いは持てません


昨夜も、FBでちょこちょこやり取りしている友達が
初めて西天満店に飲みに来てくれた
聞くと、ずっと以前、
信州木島平村のロッヂ街山荘が全焼して
大阪に舞い戻って再開した千日前の店に来てくれたとさ

そやから、彼はオレを知ってる訳で
そやけど、オレの記憶には消えていた
で、その時オレの著書一号の『街山荘記第1章』を購入してくれ
昨夜も著書五号の『山麓の炎ほむら』を購入してくれたぞ
嬉しいね〜
3時間ほど居ていろんなお話をしてメッチャ親睦あり〜❗️

西天満店を何とか盛り上げようと
城崎温泉と大阪を行ったり来たり
そして少しずつとは言えお客さん来てくれる
ほんで、オレの料理を「美味しい美味しい」と
喜んでくれる〜〜



2015年12月9日水曜日

日本海直送のカニ、エビ、イカの沖漬け用意してますよ〜

早いもので大阪に戻って今日で4日目またしあさっての土曜日城崎へ
一見バタバタしてるようやけどそれがね、
大阪でのお昼はほんまに退屈で持て余してますねん
さて今週も城崎温泉から日本海直送の松葉ガニを持ってきました
1人前1肩500円です
更に日本海盛、カニ、エビ、イカの沖漬け1000円と大奉仕
ワイン、ビール、清酒やもちろんカクテルにも最高っす
ドンドン皆さんお越しやすね〜👍



2015年12月3日木曜日

JazzShotBAR街山荘の日本海盛り

さてさて、今週限定だよ〜
日本海直送の日本海盛り1000円
 
松葉カニ、エビ、白イカ
よしおちゃんが城崎温泉から運んできたのだ
ぜひお越しください


2015年12月2日水曜日

連休の三日目

連休の3日目の11月23日は面白い組み合わせになった
まず早々に予約をしてきたのが去年の今頃,カップルできた女子が
今度は友達を連れて女2人でやってきた
接客業、特にお宿をやっていて何が嬉しいかと言うとリピーターなんや
その彼女は以前天満店にも飲みに来てさらに嬉しいじゃない

一方女子2人の予約も入りこれがまた若い娘たち
かつてナースをしていた先輩が指導した後輩のナースを連れてきた
彼女たちは予約と同時に浴衣も予約をした
浴衣を用意してこれで使用してもらえるのは3組目かな
先日大阪に行って浴衣の下紐と5本指の靴下を買ってきたから
タイミングがバッチシ

ところがあいにくの雨で浴衣の下は靴と相成った
資金が乏しいから今年、浴衣、帯、下駄、紐に靴下
少しずつ時間をかけて揃えていった
次は雨、雪に対応できる但馬ブーツ(長靴)も用意せんとね〜

そしてもう1組、間近になって楽天トラベルからの予約
台湾の女子とパレスチナの男性のカップル
ありゃありゃインターナショナルじゃあ〜りませんか
この青年最初はイスラエル人と言うていた
イスラエルと聞いた瞬間内心オレのアンテナがピクピク反応した
世界でアメリカに次いで嫌いな国イスラエル

このお二人、京都在住で20代の若さなのに弁護士だと
それにしては台湾の女の子は日本語はそこそこいけるが
青年のほうの日本語はまるでオレのつたない英語と変われへん
そんなんで弁護士やっていけるのかな、よう分かれへん?

皆さん着いてそれぞれ温泉に行きはった
夕食の7時前には全員が宿に帰ってきたものの
またまたと言うのも恥ずかしいんやが夕食の用意が遅れてまんねん
6人さん位何でもねぇべぇと余裕をかましていたが
この日は皆さんがカニをご注文していただき
少しでも食べやすくしてもらおうといつもより丁寧な捌いてたら
なんと時間はあれよあれよと過ぎていき遅れの原因になった

囲炉裏の大テーブルで6人さんが一堂に会食です
先ずはカニ料理を出し、続いて鍋、そして名物のタンドリーチキン
コースのように間をおいて出せるのも少人数やから出来ること
で、飲み物は全員ビールからスタート。
当然皆さん街山荘名物の飲み放題コース(19:30~24:00時 3800円)
飲み放題は生ビールを勝手に入れても良い、てなことで
遊び感覚でそれぞれサーバーに行ってたけど
その内、パレスチナ青年が一手に引き受け出した

そんな中で自分は実はイスラエル籍のパレスチナ人やと打ち明けた
んで、コレがビールだけを飲むわ飲むわ
ジョッキに入れて席についてほぼ一息にグイゴクゴクと呑みほす
オレとしては飲み放題でビールばっかやられるのは辛いよ〜
何故ならば、生ビールの原価が一番高いぜよ〜

料理を出し切ってオレも仲間入り
前々日のスーパーワイルドな宴会に比べれば少人数で可愛いけど
それだけに充分な交流が深まりましたぞ







2015年11月18日水曜日

明日から忙しいのだ

シャワー浴びてきたけど湯船に湯をはって入ったのは二度目
城崎温泉に来てもう四年を過ぎましたぞ
このお宿にも一応風呂がありまんねん、あるだけ誰も使いまへん
時折入りたいと言うお客さんには
「せっかく温泉地に来て温泉に行かへんのんもったないでしょう」
いやいや本心は普段全く使ってない風呂に突然入りたいと言われても
え〜ぇ、掃除もしてへんし湯を溜めるのも面倒じゃん

ところがね、オレ自身がこの夏から全く温泉に行かんようになった
元々公衆浴場は好きでない、同性の裸なんかキモイしかないもんね

夏から風呂場でシャワー浴びばかりしてきた
そやけどね、間もなく冬が来るというのにシャワーではね〜

明日は西天満の店で初めてのライブ
さがゆきのディナーショー、今は城崎温泉、明日一番に大阪へ
そして明後日はまた城崎温泉へとんぼ返りだす
20日~23日までお泊りのお客さん来てくれはりますねん
そうなるとシャワー浴びもでけへん、トイレもままならず

ならばよ、今日はよ、ゆったり湯に浸かろうぜと
三年以上ぶりに湯船に湯をはりゆったりしてよ、
湯上りのビール(発泡酒)3本目、
外はしとしとぴっちゃん雨、連日の雨、呑むしかないぜよ
真っ昼間から独りの宴だす。寂ち〜〜いぃ



2015年11月15日日曜日

4日間の大阪、JazzShotBAR街山荘

何年ぶりやろ、いや、ちゃうちゃう初めてかも。
オカンとオトンとオレの三人だけが何時間もお喋りしたんや。
週末の金曜日やちゅうのに他には誰もお客さんけえへん
それが幸いしたと言うのも変やけど思う存分お話ができた

四年前、天満を離れて突如城崎温泉にやってきて
天満の店を任せたヤツにそれまで積み上げてきたお客関係を撹乱され
メッチャ不快な思いをさせられ、その後釜に現在の店長もっちゃんを据えた
その間のゴタゴタの中にオカンとオトンはじめ皆さんを巻き込み
ギクシャクしたものが後遺症のように残っていた

思えば天満の店を出した瞬間からオカンとオトンはお客になり
JazzShotBAR街山荘の紛れもなく顔であり主であった
それが以前と変わらぬ笑顔で訪ねてきてくれた、嬉しかったな〜

オトンはジャズバンドを作って間もなくレコーディングするとか
かつては街山荘ジャズバンドのリーダーやったから
街山荘ジャズバンドも復活して新しい西天満店を盛り上げてくれるとか
4時間程の遠慮もない忌憚のないお喋りで
もやもやが全て払拭され清々しさ感で満たされたぞ

昨日11月14日、城崎温泉に5日ぶりに帰ってきた
この土曜日はお泊りの予約はなかったが
飛び込みで尼崎から中年のカップルがきてくれ
そこへ以前一度だけ飲みに来られ地元のご婦人もご来店
お土産に寿司やオデン、刺身に天ぷらで深夜思わぬ盛り上がり

この四日間の西天満店滞在の最後の日を飾ってくれた
オカンとオトン、ありがとう、更に訪ねてきてくれた皆さん、
嬉しかったよ〜〜

これからも街山荘よろしくね〜〜🙌


先ずはコマーシャル🙏😉
城崎温泉で一番安いお宿とJazzBAR 街山荘まちさんそう
実家のようなアットホーム。若い人熱烈歓迎🌟
ログハウスBARで食べて飲んでビリヤードも楽しめる
一泊二食付 平日6500円~ 休日前と連休、年末年始7000円~
4時間飲み放題 3800円  カニ料理(カニ刺し、焼きガニ、カニ鍋)4000円
飲めない人の個人と団体、お年寄りとお子さんはお断りします
それに酒癖の悪い人は断固御断り‼️
電話予約 080-6207-1415
メール予約 mahi-guevara.kun@ezweb.ne.jp
兵庫県豊岡市城崎町湯島927

2015年11月11日水曜日

久しぶりの大阪

久しぶりの大阪の西天満店
初日は都合六人も来てくれたぞ
嬉しいね
ほんで皆でダーツを競いワイワイ楽しかった🎶




2015年11月9日月曜日

似た人も居るもんや

オカンと言えば、、、
JazzShotBAR街山荘に主となった女史
それをオレが最初に「オカン」と称した
「何でオカンやねん。あんたなんか生んだおぼえないし、ほんでよしおの方がうんと年上のジジイやし」
当初はそう抗議してたんやけど、皆がオレを見習って
オカン、オカンと言うようになっていつしか自らも初めて来たお客にも
「街山荘のオカンです」と言うようになった
オカンならそのご亭主も当然「オトン」になって
オレが居る頃のJR天満の街山荘は賑わいでいたもんや

昨夜は男子一人だけのお泊まり
余裕というよりむしろメンドくさ的に夕食の準備を始めた5時
「すみません」
厨房にいたオレの耳に派手やかな女子の声
「バーはもうおしまいですか?」ロングヘアのスラッと背の高いご婦人
いやいや、これからオープンするとこです
連れが温泉に行ってる間ここで飲みながら待たしてくださいと

オレは料理にとりかかるので用があったら呼んでください
「よしおちゃ〜ん、お代わりいいですか〜」時折声が飛んでくる
お宿街山荘の夕食は七時、一人前位余裕で作ってたんやけどど
「よしおちゃ〜ん、お客さ〜ん」ご婦人もう店に溶け込んでいる
慌てて出て行くと七時に温泉から帰ってくるはずのお泊まりの青年
未だ六時や、一時間も早い。よしっならば急ごう

ご婦人はおっちゃん二人と三人連れ
直ぐに青年を自分達の席に招いて四人で飲みだした。
コースのように料理を次々出す
先ずはカニとイカの刺身、グラタン、茹でカニ、メインのタンドリー料理、自作のスモークハムとサラダ、最後に焼きカニ以上
「ヘェ〜この料金でコレはやり過ぎやんかよしおちゃん!」
「今度俺らもココに泊まりにこようや」大阪の堺と岸和田から来た人たち

全て出し終わってオレも輪に入る
「マスターもいや、よしおちゃんも飲んで」年長のおっちゃん
おっちゃん直ぐにマスターになる、その都度おうむ返しには「よしおちゃん」
早いけど折角やからほな、いただきますわ
成り行きで今朝岸和田から来てもう少ししたら帰ると日帰りの気まま旅
そやから、お一人はジュースにコーラ、ご婦人と年長のおっちゃんはお構いなくグイグイ

もう既に四人で会話の指針できていて大人達のいろんな意見を聞かされる青年
青年は彼女に振られて傷心の旅とか
そこへ大人達が女とはとか男ちゅうもんはとか恋愛話しや

青年、東大卒。大手企業に就職して社会人二年目
柔道をやってて背も高くガッシリ肉太のガタイ
ほんで飲み放題でビールを飲むわ飲むわ、一樽開けるような勢い

だいたいな真面目すぎるねん。東大卒で女に精神性尽くすなんて
先ずアカンわ。友達としてエエ様に扱われてんねん。もっとワルせぇよ
何言うてんのん。エエことやんか。メチャ可愛いやん。
それはオカンみたいなオバハンの考えや。若い女はワルがある男に惹かれるんや

オカン、オカン、、、うわ〜似てる〜、オカンがチョッと若なった感じや
機関銃のように喋りまくるのも一緒、声まで似てるぞ
オカンと西天満の店で撮った写真見せる本人以外は皆納得

昨日来たら良かったな。えっ昨日は女の子来てたんですか。
うん、可愛い子らやったとまたまた一緒に撮った写真を見せた
わ〜っやっぱり週末なんですね

まぁ、五人で盛り上がり岸和田の人達が帰ったのは日付が変わって12時過ぎてた
初めて来てほんのチョッと飲んで帰るつもりが実に7時間も‼️
今度は西天満店に行くし、ほんで此処にも絶対泊まりにくるで〜





2015年11月7日土曜日

憧れの石川さゆりが来た⁉️

一週間ほど前『世界ウルルン旅』という古い番組をYHで見た
番組そのものを見るというより、石川さゆりの素顔が見たかった

彼女が歌う『無法松の一生』、その声と様に惚れ込んでいた
端的な美人とはちゃうが五感をくすぐるような色気が伝わり
いつしかオレの彼女やったらな~と夢心地になったり

番組の古さだけあって若さが充分漂う
中国雲南省の僻地への取材、車から降りて6時間も山々を超えて
その村で数日滞在するというお話
そんな所やから化粧なんかやってられへん訳である

30半ば位かな、素っぴんの彼女が舞台では見られぬ一際違う輝きがあった
当然、よしおちゃんはその動きや表情を追い続け、、、うっとり
それを見てから石川さゆりが何かと夢に出てくる
会える訳ないのに会いたいな~と、結構オレってアホ度100%かも

このところ、お宿のお泊まりはハンを押したように土曜だけだす
それも、一組とか一人だけとかあって相変わらず苦しい運営ですわ
なら、平日はチャンと大阪に帰ろうとしてんねんけど、ねぇ〜〜
最近、女性客がチラホラ飲みに来ますんやわ
城崎温泉絡み、つまり派遣で働きに来てるとか在住の子とか
ほな、なかなか抜けられへん

先週の土曜は豊田市から女子お二人様。
予約の電話を受けた時から一人が肉と生物がダメで
申し訳ないけど料理を考えてくださいときた
前日まで他に予約はなくこの子達だけ、料理はなんなり出来ますわな
「ハイハイお任せください」快く

けどね、街山荘名物自慢のよしお流タンドリーチキンは
是非ともも一人の子には食べてもらいたい。
てな事で、メインディッシュは二通りのものを出す訳だす

ハイカラ(もう死語やね😅)な赤い高級そうなクーペで来ました
こんな車で来るのはさぞ何処ぞのリッチなお嬢さんやで
一方は背が高く一方は低い、凸凹コンビでざる
駐車場まで同乗してご案内、そのまま円山川の土手を三人で歩いて帰って来た
他にお泊まりもないし、清楚で可愛いお嬢さんやし
一緒に散歩すのん楽しいやん。役得ぜよww
それからお二人は温泉に行きはった

たった二人分の料理、余裕でゆったり出来る、とは言え
飛び込みのお客さんも視野に入れて後三人分もスタンバイした

7時半前にお嬢さんたちが帰って来た
直ぐに料理を次から次へとコースで出す
少ないと一つ一つの料理を丁寧に出せるのがイイ
「まぁ〜」とか「わぁ〜」とかその都度喜んでくれる、嬉しいね

全て出したらオレの仕事はドリンクを作る事と後片付け
てコトはヒマ、「では一緒に飲ませてもらうね」いつものパターン
彼女たち愛知県の豊田市から来たんやけど今日は尾道から来たと
で昨日は瀬戸内海の橋を今治へ渡り、何と🚴で75kmも走破したとさ
一日でそれって凄いやん
フルマラソンに出場したり山にも登るアグレッシブなアウトドア派
女子に限らず男子でもオレはそんなのが大好き
オレが大好きになったなら話もドンドン弾みます

ん、うそっ、マジ!
不躾に失礼にもオレは突然背の高い方のお嬢さんをまじまじと覗き込んだ
「どうしたんですか?」
ヘェ〜っ、こんな事ってあるの?次の瞬間には狼狽えているオレ
二人のお嬢さん同時に目をパチクリして逆にオレの表情をうかがう
オレときたら鼓動が中で大きく打ち出してるやん

「似てる、いやそっくりかも」
「誰に?」
「石川さゆり!」
「えぇ〜っ私が?嘘でしょう」
そんな事ないないと、ウルルンのYHの動画を二人のお嬢さんに見せた
「本当だ!似てます似てます」低い方のお嬢さん
それから彼女と目が会うと眩しくで「アカン」思わず視線を外す
ウルルンの素っぴんの石川さゆりが目の前に居るんや
よしおちゃん、あろう事かときめいて落ち着きをなくし
助けを求めるかように一方の女の子に視線を移す

「えぇ〜っ、うっそー」
その子の顔を更にまじまじ見てしもうた
少し下り目の涼しげな可愛い目、
「オレの三男の嫁にそっくりやん」
ほらほら見て見てと嫁の写真を見せると
「ふんふん似てますね!」石川さゆりちゃんが写真と見比べながら頷いた

石川さゆりに逢いたいと思い続けてきた最近
念ずれば通じるってホンマにあるんやな
おまけに、美人で優しい息子の嫁にそっくりさんと会えた
まぁ三人で弾んで弾んで、交互に写真を撮ったけど三人一緒に撮りたい
と、その時ドアが開いて浴衣を着た二人の男子がご来店
オーダーを聞く前に「三人の写真撮って」とパチリ



お嬢さんたち、明日は天空の城、竹田城の雲海を見るため早朝6時に出る
まぁハードな今流行りの弾丸旅、男子が来たところで寝ますと
そうは言うたもののオレが厨房で料理をつくっる間にお話が弾み
料理を出し切ったところでトランプ遊びを5人でしようってなった

トランプを切り出したところで二人の可愛いお嬢さんがご来店
6人を囲炉裏の大テーブルで輪になって座らせまたまた盛り上がり
日付が変わりそうになり流石にさゆりちゃんと嫁は寝ますと部屋へ

男子二人は大阪からの観光客、ならば次は西天満店で飲もうと
女子二人は城崎温泉で働く社員と派遣のメイドさん
これからも仲良しになろうと経歴を聞いたり色々楽しいトーク
飛び込みようにスタンバイしてた料理がグッドタイミングや
しばらくして、また一人の珍入者。
こんな夜更け珍しくも仲良しのケンちゃんおじいちゃん

彼が席について四人は申し合わせたごとく「お勘定お願いします」
「ほ〜ら、ジイさん来たから皆帰ってもうたやん」
意地悪な悪態つくオレ。いやいや皆もう寝るべき時間

2015年11月6日金曜日

よしおのチキンスモークハム

昨日、店長もっちゃんの投稿にコメントして
JazzShotBAR街山荘西天満店にも来週からよしおのチキンスモークハムをメニューに加えると宣言したので
今日作ったよ💪

4日前に作ったよチキンハムを冷蔵庫から取り出し
何重にも巻いたラップを剥がし
串で刺しスモーク器へ、ついでに卵と小アジもね
洗い物をして厨房片付けてる間にできた〜〜🙌
ビール、ワイン、ウイスキーと清酒にもヨロシイぞ‼️

さっ、来週これを西天満店に持っていくのだ
来週、火曜〜金曜まで西天満店に居るよ〜
今度は絶対居るからね、来てや〜〜😘



2015年10月25日日曜日

激しいトレーニングの後は、、、ビールっすね〜

昨日は一日中雨で昼過ぎまで爆睡
全くよう寝ますわ。
よう寝るから前日立てた予定が半分こなしたらエエ方で
皆無という日もあるような日々でございます。
昨夜は遅くにケンちゃんが新顔を一人同伴して来た
いつもの事ながら脈絡のないお喋りやったけど
同伴者が結構論理的で社会政治の話にも及び飲んだぞ

今日は曇天模様で時折小雨がパラついたり
10時頃外へ飛び出し円山川の土手に向かった
昨日の分を取り戻そうとチト激しいトレーニング

で、帰りは珍しくクタクタ、一歩歩くのもしんど〜
当然腹ペコ。味噌仕立ての玄米焼飯をぱっぱと作りビールすわ
一本が二本になり、あらま〜またまた昼から飲んでまんねん

FB見たら、長男の奴のラグビーOB戦の記念写真
チョッと見入ってしもうたな
コヤツ、50歳になるが実に若々しく元気であるのだ
さっすが〜オレの息子やでーと久しぶりの親バカ

さて、今から先週のお宿 街山荘物語を仕上げます
後ほど挙げますのでよろしくです

2015年10月22日木曜日

お宿 街山荘にドラマが生まれる

ドラマはその夜忽然と生まれたのだ!
「わりゃー何ぬかしとんねん誰にぬかしとんねん!」
幕開けはこの下品で乱暴な叫びでありましたぞ。

「夫婦で行かしてもらいます。飲み放題楽しみにしています」
電話の声だけではどうやら中年のオッサン
安い宿、約5時間飲み放題3800円
若い人が来て一万円以内で食べて飲んで楽しくと
お宿『街山荘』とはそんな破格の料金設定ですわ

で、まぁほとんど若い人が来てくれて楽しい一夜になります
ところがその趣旨に相容れない場違いのお客さんも時には来ますわ
ほんでこのご夫婦予定よりもはるかに早く着きましたね
2時半ごろに着いて、着いてすぐにビールを飲み出した
そこから焼酎になりそのまま飲み続け

5時になり次々とこの日のお泊まりのお客さんが到着
さらに二名の初老の方が飛び込みにきて満室と相成りました。
ご夫婦、前日から連泊の女子2男1、カップル、男子3とご老人2

この日はちょっと大変、連泊の3名様と飛び入りのお二人で
定番の料理以外の料理と予定外の料理と駐車場案内でメッチャ忙しい
そこにきてご夫婦は早々と次次と飲み物のおかわり
ご夫婦は温泉にもいかずただただ飲み続けだす

当お宿の夕食時間は夕刻7時に設定しています
来られたお客さんにその旨を伝え
「とは言え一人でやってますのでいつも遅れます」
「いいですよ。ゆっくり温泉行ってきますから」
ま、大体がこんな感じで満室になっても何とかやってまんねん

7時になって次々とお客さん温泉から帰ってきます
何とか間に合うように作った料理を「取りに来てください~い」
連泊の三人さん、勝手知った我が家のように動いてくれます
それにつられて他のお客さんも動き料理は短時間でテーブルに

囲炉裏付きの大テープルには三組8人の若いお客さん
ご年配のお二人はその横のテーブル
早々に飲みだしてるご夫婦は奥のソファーのあるテーブル

夕食のスタートは宴のスタート
ご年配のお二人以外は皆さん飲み放題です
飲み放題は勝手にサーバーからビールを入れる
これが遊び感覚で皆さんに受けますね~

程々に酔いが回ってきたとやろう、ご夫婦のご主人が
若者たちに向かって大声で話しかける
その内同じ話を何度も繰り返し大声は響き渡る
トラックの運転手で元ヤクザとうそぶく
それでも話しかけられた若者たちは笑顔で快く応対してた


出された料理も大体は食べ尽くされ後は飲んでお喋り
旅の一夜、初対面の見知らぬ人との触れ合い
話題も多岐になって広がり8人はすでに旧知のよう
そこへ酔っ払ったオッサンが話題に関係もなく割って入ってくる
その頃になって、コイツはヤバイとオレは直感

オレもいつもの様に若者たちに同席して飲んでいた
ハーレーに乗ってやってきたカップルの彼は接骨医
ご夫婦の奥さんもかなり酔っていて
接骨医さんに肩を揉まれてユラユラ心地良さそう
とその時オレの横にいた青年が
「接骨医さんに揉まれてよろしね」と軽く声をかけた

次の瞬間んドラマの序章が切って落とされた。

「わりゃー何ぬかしとんねん、誰にぬかしとんねん」
オッサンがソファーからガバッと立ち上がりわめいて
ドタドタと青年近づき同じことをわめく
「何?それジョークか」オレ
「このガキャおらぁ〜っ、誰にぬかしとんねんボケー!」

次はそのままオレの背後をザァッと通り抜けるや否や
青年のTシャツの胸ぐらをグヮッと鷲掴み
「おらっワレッ表へ出さらせころしたろか!」
俺はヤクザや舐めんなよとか暴言雑言でクワーっと
目を剥き出し鼻腔も思い切り開いて理不尽な恫喝

「すみません、僕が何か気に触ること言うたんやったら謝ります」
てな感じで青年は穏やかに謝り続けた。
それがワシの真横、三人の体が密着した状態
あぁあ、やっぱりこのオッサン歓迎でけへんアホやった

ああ〜メンドくさ、くさくさとオレも立ち上がり
オッサンの腕を掴み「この兄ちゃん何も言うてへんやんけ」
それを待ってたかの様に皆も異口同音に非難やらなだめるやら

こういう時ね、こんな奴はそれで益々猛り狂うもんすわ
勝手に興奮して収まりつけへん
そこへ奥さんがヨタヨタと来ていきなりオッサンの顔に一撃
「ワレーそやからオンドレとおんのん嫌なんじゃ」
とか何とか今度は夫婦でわめき始めた

それでもオッサンは嫁はん掻き分け又も青年の胸ぐらを
それを力ずくで解くオレ
「ええ加減にせえへんかったら警察呼ぶど」
とは言えオレは絶対に警察は呼べへん
「警察が何じゃー呼んでみんかい」
「ああもうイヤや、帰ろ!お前は何処なと行きさらせ!」奥さん

突然オレの中で怒りがせり上がってきた
このお宿を開業して三年と8ヶ月、主に若者達と
心に残る数多い楽しい思い出を積み重ねてきた
で、何!これ。あってはならないコトやんけ
それよりも何よりも折角の休日を楽しみに来てくれたお客さんに
バカ一人のために不愉快な思いをさせる

キレるという事を遥かな過去に封印してたオレがキレそう
叩きのめしたい衝動をグッと抑え
ドーンと突き飛ばしたら入り口のドアに背中をぶつけ
尻餅をついたオッサン
「出て行け!二度と入ってくんな!」
「出でいったらー!こんなとこ二度と来るかボケッ」
オッちゃんヨタヨタ出て行きましたわ

階段を降りるもつれた足音に視線を移すと
奥さんが両手に3個もの重いバッグをさげて降りてきた
「旦那さんはあんなんやけどどっかで酔い冷ましてかえってくるやろ。奥さんはここでもうゆっくり寝なさい。それとものみなおしましょうか」
「あんな奴死んだらええねん。酔うと最後はいつもアレや」
「ホンマにな、酒癖悪いな。そやけど飲めへんかったらエエ人なんやろう?」
「うん、エエ人なんやねん」涙ポロポロ、オレ、ティッシュ手渡す。
「辛いねん」「辛いやろうな〜」
「な、もう一回飲み直そう」「うん」

さて、ここからドラマの本筋だす

奥さんの手を取り肩を支え又若者達の輪へ
お帰り〜、一緒に飲もう飲もうと皆さん拍手
連泊の一人の女子がこの奥さんと同じ名の『ユカちゃん』
彼女がオレからバトンタッチで奥さんの肩を抱えて並んで座る

似た者夫婦言うか、この奥さんも酔ってチトややこしい
周りの何人かをネメツケ、絡みかける
そこをユカちゃんがさり気なくなだめて笑いに誘う

初めて会って見ず知らずのしかも酒癖がややこしい人
本来なら構わず楽しくできる仲間と居て当然
それが、まるで優しい娘の様に接してる

ふと気がついた。
三人の若者達の一人の姿が見えへん
「彼どこ?」
「オッちゃんの後追いかけて行った」心配してとの事

結局あの人も寂しい人なんや、そやけど困った人等等
そんな話もでたり何やかんや皆で飲み直して30分ほど経ったかな
入り口のドアが開いて青年が入ってきた
「オッちゃん連れ戻してきたで」
オッちゃん、頭をすくめて入ってきた。

「お帰り〜」
全員の拍手が当たり前の様に湧き上がった。
オレ、胸の中のグレーが一瞬に払拭されて思わず目頭熱う〜なってもうた

「オッちゃんと何処でどんな話ししてたん」
「ローソンの前に座って何か色々人生話とか」
「エライな〜君は」

2015年10月17日土曜日

朝からね〜〜

今日は土曜日、お泊まりはない。
懐かしい懐かしい夢見の目覚め。
6時半、もう眠られへん。
夢の続きで朝から飲むしかない。
そう、夢では懐かしいメンツと飲んでた楽しいシーン
その余韻に浸りたい
発泡酒に椎茸、煮干入りの熱燗。
チキンのぶつ切り、ピーマンのザク切り、キムチ、卵をぶっかける
朝メシ兼朝酒の肴、ふと風呂に浸りながらこれをやりたいなと
ならば、まるで小原庄助さんやん

昨夜は竜ちゃんが飲みに来てビリヤードもやった
彼は一週間前に城崎温泉へ派遣で来て、その初日に飲みに来た
なかなかの好青年やねんな、昨夜で3回目
一週間で3回目‼️
昨夜もビリヤードして何とかオレ勝って面目保ったわw
「よしっ、これからオレのおごりや熱燗飲もう」
彼が帰ったのは覚てる。オレいつ寝たのか覚えてへん
ほんで6時半に起きて直ぐ飲むかよー