「61歳でゴメンなさい。しかもお酒も飲めません。でも友達は少し飲めますから、それで大丈夫でしょうか」
受話器から語られた言葉。
皆さんならどう思います?オレ、恐縮したよ。
確かに、若者歓迎。お酒の飲めない方、お年寄りお子さんはお断り。
お宿街山荘の案内の初っ端にはハッキリ記されている
しかし、こう丁寧に下手に来られては、もう恐縮ですがな
「どうぞどうぞ、お気にせずぜひお越しください」
で、昨日二人のご婦人が来られた
城崎アートセンターってのが城崎温泉街のドンツキある
かつては国際会議場やったのが数年前変貌した
昨日はそこで3人芝居のイベントがありそれを観に来られた
ホンマに今年は超ヒマでこの日もこの方達だけのお泊り
芝居を観て、温泉にも入ってきて6時前には帰ってこられた
直ぐに夕食。街山荘としては異例の早い夕食
友達のご婦人はそこそこ飲めるのでオレも一緒にね
けど、夕方7時から飲み出すのもチト早過ぎるようで
予約をされたご婦人の身の上を聞かされ有り得ないと怒りのオレ
旦那のドメスティックバイオレンスが長年続いて
ずっと怯えた半生とか
別れなはれ
別れたら経済的にやって行く自信がないし
何を言いはるんですが、自分の人生をもっと大切に
今のパートと生活保護を取れば充分やっていけます
連れのお友達と一緒になって慰め励まし
そんな話やこんな話を色々して9時には寝ると部屋に上がった
はぁ、また独りこっから飲むのか、ため息
と、その時のドアが開いて
「何時までやってるんですか?」
「ま、適当に」「おもしろい。ほな飲ましてもらいます」と若者四人
よしおのカクテルに目が止まり
恋するマンゴー、冬城崎、夢カリブ、夕暮れの街とオーダー
で、皆で飲み比べワイワイと
いつものように、よしおちゃんは何でここでやってるのとか
皆さんオレに興味津々、と、一人がオレの著書を手に取り
「ヘェ〜本も書いてるんや」
「ちゃう、本は書いてへん。文書書いて本にしてねんや」
「確かに。これ幾らですか?」
何と四人がそれぞれ一冊ずつお買い上げときた
こんなの初めて、当然仲良しになり更にSugamlのCDもお買い上げ
ドリンクお代わりもして次は絶対沖縄に行くしと帰って行った
アレ〜気を良くしすぎて伝票のつけ落ち
あらら、CD分に相当するやん、CDをタダでくれてやったやん😫
0 件のコメント:
コメントを投稿