2016年11月15日火曜日

生涯3度目の救急車

まさかのアクシデント、全くよー次の瞬間何が起きるやら
あ〜は、、、人生三回目の救急車で搬送ときたぞ

昨日は二回目の手術日やった訳
前日は夜9時以降固形物は食べたらアカンねん
けど、珍客の来訪で一緒に昼呑み
珍客は仲良しの漁師のOちゃん
半月以上ぶりかな、今回はセコガニをドッサリ
昼下がりに寝入ってもうて、起きたのが6時過ぎ
そっから片付けのラストスパート

何日入院になるか、二日から五日間とやってみな分かれへん
帰ってきて直ぐにお泊りがあるかも
そやから、片付けの掃除に没頭して気付いたら10時
あっ、何も食べられへん
入院の用意もしてたら風呂にも行かれへん

なら、朝一に行くベェ、手術受けるのにちゃんとしておきたいもんね
病院は10時に入る。
8時に風呂に行って、9時25分の豊岡病院行きのバス
で、身体をキッチリ洗って湯船はそこそで出た

身体を拭いてると、アレッ、何コレ、変!
全身がスーッと脱力していく、ドッと空腹感で目眩
時々あるねんな、腹減り過ぎて血糖値が下がって脱力していく

そんな時は蜂蜜飲んだり何でもエエから口に入れる
10分~20分で正常に回復する、はず、なんやけど
手術直前にもう何も食べられへん

だんだん立ってるのも出来んようなって床几の上にへたり込んだ
次は座ってるのもでけんようになった
思わず床几の上で寝転ぶ、チョッと休んだら大丈夫やろと

10分、20分寝てても益々力が削げて朦朧となる
素っ裸ままでこのまま変なことになっては
必死で力振り絞って脱衣箱から衣服を取り出し
またまた更なる力を振り絞って、パンツ、靴下、ズボンに上着を着る
その時点で全ての力を出し切って起き上がる事もでけへん

近くにいた人に温泉の人を呼んでもらう
「救急車呼びましょうか?」
「いや、もうチョッと様子を見て」
その言葉が変!ロレツがおかしい、アカン、やっぱり救急車や

この日入院して手術受けるはずの豊岡病院に搬送
直ぐに点滴、何と20分ほどで正常に回復した
極度の脱水状態になり血液から酸素が激減してた

で、30分ほどで救急室から解放され泌尿科へ
こんな状態では手術はでけへんから後日って事に
さて、そこから困った困った、どうしよう

温泉から病院に直行、って事は財布もカネ一円もない
タクシーに聞くと豊岡から城崎温泉まで5000円位と
バスやと410円、、、このオレが自分のためにタクシーやと

それよりも何よりも腹減ってふらふら一歩歩くのも大変
何人か心当たりに当たったが皆都合つけへん
万事休す。
よしっ、強引は手段を。バス停はお宿の直ぐそば
バス停に着いたら「カネ持ってくるから待ってください」

で、病院前のバス停の時刻を見た
く〜〜っ!5分前に出たとこ。後は2時間半待ち
タクシーを見た。「老人一割引」
タクシーの中でも座ってられず横になって帰ってきた
タクシー代 3400円

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