一人で初めて城崎温泉に来た目的は観光ではなかった
香住港でフルマラソンに初挑戦、ってコト
名古屋から来たお医者さんの卵、つまり医学生
城崎温泉・街山荘をネットで見て雰囲気に惹かれたと
思ってた以上に素晴らしいとこですよ、と何度も言うてくれた
酒は弱いが好きですと、GWの最初のお泊り客は何とも爽やかな若者やった
今朝も良い天気、爽やかに晴れ渡っている
マラソンに出る為、異例の7時チェックアウト
そんな早い時間朝食を喰ってマラソンはキツかろうと弁当をつ作った
そして先ほど男同士ツーショット記念撮影をして発っていった
10日ぶりの城崎温泉・街山荘
先ず心地よく迎えてくれたのは店頭の花壇の花々
わっさわっさフサフフと可憐咲き誇りメッチャ癒してくれたぞ
京都の花も持ってきた。オレの居れへん間、水をやれないし
店頭は花で賑わってホンマにエエもんだす
今日はカップル一組のお客さんが夕方に着く
そのまま円山川で走ろうかなとも思ったけど
久しぶりの我がお宿、ビールを飲んで少し寝よう
京都に行くと決めるまでお客の居ないこの宿で
独り鬱々としてたのがウソみたいに懐かしくも愛おしい空間
こうして改めてみると味わい深い異空間
オレが作って育んできたんやと底の深いものを感じている
やっぱりまたつっ走ってしもたかも、そやけど今更後に引けんぜよ
一週間は良かった
その後は一日一組あるいは一人来たらマシなんて状況すわ
京都にもお客さん居てる。京都に店を出すと言うたら皆喜んでくれた
そやけど何で近所に居るお客さん来てくれへんのかな
そこで、チト考えたますな
いつもそうやけど、新しい場所に切り込むように入っていく
入る時は前途が素晴らしく展開する妄想の虜になっている
で、いつもそんな甘いコトおまへんで現実の厳しさに直面する
城崎温泉に来た時もそれまでのお客さんが当然来てくれるものと
蓋を開けたら頼りにしたのがほぼ反応なく窮地に陥った
今回京都に店を出した結果も似たような展開になっている
そやから、そこに縋り着眼するだけではアカン
今度やっぱり新規開拓、パイオニア精神やで
京都で新たな人脈を掘り起こし
城崎温泉・街山荘と未来につなげていく
行ったり来たり大変でしょうとの回りの声とは裏腹に
オレはこれが楽しい
京都の良さを生活の中で体感し
城崎温泉では来てくれはるお客さんとの交流を楽しむ
行ったり来たり、益々結構でござる
ただ
城崎温泉・街山荘はお宿としてだけ大切にして
平日は好きなところに出かけて遊ぼうと目論んでいたのが
結局は仕事仕事で時を刻むことになったのが
チト恨めしいかな
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