日記から 72才を拒否‼️
日付が変わって28日になった。深夜またひとり酒。
この日もホンマに誰とも喋らなかった。
お客はゼロ、話し相手なんか誰も居れへん。
狭い城崎温泉で孤立している。それはそれで気楽に楽しんでいる。
FBには数十人の友達と言うのが城崎温泉と豊岡に居るんやけど
ほぼ誰も顔を出せへん。ほとんどが向こうから友達申請してきたのによう分からん。
豊岡までチャリで買い物に行った。
ホンマは前日に行くはずやったがその日は朝からしとしと雨が降り止まず断念。
帯状に広がる田園。その西側を円山川が悠然と流れ低い稜線が周りを取り囲む。
何処にでもある日本の田舎の風景。
都会育ちのオレにはそれだけでも充分癒される。
片道12km？。ペダルを漕ぐ脚に思いの外力が入らへん。ふと疑念が生まれる。
歳か、最近脚が妙に重たくだるい。更に毎日のトレーニングも消極的になってる。
後遺症の手足の痺れと痛みが手足だけでなく首肩に一層厳しくなり身体全体を侵食している。
もう全治せえへんのかと時折悲観的になり落ち込みそうになる。
完治とは、事故以前のように鉄棒で逆上がり、軽く跳躍出来る動き。
事故以来三年半が経つのに鉄棒で懸垂一回もでけへん
筋肉をいくら鍛えても脊髄損傷と言うのが神経を狂わしている。
ジッとしていると体の随所がズキズキ痛みビリビリと痺れをます。
そこで執拗に動く。外に出れない日はサンドバッグに挑み
鉄棒にぶら下がって前後に振り、自転車のチューブで筋トレ
最近は馬鹿にしていた腕立て伏せを多くする
かつての名横綱 千代の富士の動画を見た。
力士としては実に小柄な人やった。
それに関節が弱く脱臼を繰り返していたのを克服しようと
筋肉の強化を目指し腕立て伏せを懸命にやり怪力を生むようになった。
彼に前みつを掴まれ引き寄せられると相手の力士は腰が浮き
豪快に投げ飛ばされるか一気に押し切られる。
それは若かった頃の千代の富士
オレは72才。それでもダメ元と腕立てに励み出した。
今まで腹筋に励み腹を引き締めようとしても効果はなかった
ところが、腕立て伏せをやりだし腹が歴然と凹んできた
で、悦に浸ってはいるが、、、
今一パワーが甦れへん、むしろ痛みと痺れで筋肉が膠着して
動きに精彩を欠く事が多くなっている
い切ってもやっぱし歳か、これまでか、人には見せられへん弱気が顔を出す。
150928
昨夜やの悲観を払拭しようと今朝も円山川の土手へ
円山川の傍らに広いグランドがありその片隅で老人達のゲートボールが頻繁に行われている
オレよりまだまだ年下のような人も多い。
言うたら何やけどあの中に入れないし入りたくもない。
その向こうに葦が鬱蒼と茂る広々としたワンドのような区域があって
青サギ、白鷺、川鵜、冬には鴨などの渡り鳥たちの棲息場になっている。
グランドとワンドの外回りを今日は目指した。
行き半分は走った。後は体を左右に大きく捻ってのウォーキングと後ろ歩き
蹴りを220回、腕立て60回、スクワット40回それに丹念なストレッチ
一時間半、最近では密な鍛錬になった。
終わった後、予想通り身体が軽い。
やっぱり思い患うより行動する事や。
タバコが美味い。
タバコに火をつけようとふと前方に視線をやった。
円山川の土手をよろよろとヒョロついて今にも倒れそうなジョギング姿の人。
一目で分かった。オレの料理の師匠。
40才を超えてもほぼ毎日長距離のジョギング。
ジョギングと言う軽いものとちゃう。
マラソン大会があれば可能な限り挑戦する人。
そやから日常のジョギングも半端とちゃうスピードでやる。
それが今日はもうへろへろクタクタを噴出させていた。
「師匠、今にも倒れそうやで」
言葉の返事がなく首を縦に気だるくうなづく。
「やっぱり歳とともにパワーが落ちてきた？」
「うん、引退せえってよう言われんねん」
「アカン、引退したら。生涯現役やで！」
うんと頷いて
「よしおちゃん、エエ身体してるな〜」
そうなのである。72才やけど心は少年、身体は青年。
生きている限り元気でカッコ良くありたいやん。
この二カ月で体重がうんと落ちた。
72~76kgを行き来してたのが67kgに、
先日ズボンを買いに行ったらウエストが76、
ウッソ〜、今までは86やったのに❗️
こうなったら変に悲観した事思わんと、益々毎日鍛錬に励む事や‼️
アハ、写真はチト恥ずかしいぞ😅
コマーシャル🙏😉
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