2015年3月17日火曜日

高校の卒業旅行。12人の最年少の団体客!

「ああ、もうお別れのの時間や」
ふと漏らした彼の言葉がやんわり心に残った。
素直さを満たした言葉には思いがいっぱい詰まっていたようで、
12人の若者は次々お宿のドアから外へ、そして記念撮影。


正月以来の三日間連続のお泊まり。
しかも彼らは二泊の連泊❗️高校の卒業旅行で来てくれた。
最初の一日はオレの長男の長女が高校の卒業旅行で

4人ずつ三組の宿泊予約は実は一つの団体さんやった。
普通にありがたく承りはしたが途中で用心もした。
10~20人の団体の予約で、やったと喜びもつかの間キャンセルが多い。
どうやらとにかく宿だけは確保して何軒かを物色している。
団体さんで部屋だけ抑えられキャンセルされると痛手が大きい。

「はーい、料理できたよ。取りに来て」
ほぼ全員が立ち上がり何人かが続々狭い厨房に入って来た。
「よしおちゃん、今夜のご飯は何?」
「ほらっ、これやで」
「ウワオゥ、ええやんこれ❗️メッチャヤバイ」
「よしおちゃん大好きや」なんて全員が大喜び。


まず連泊言うのが稀で、いつもはタンドリーチキンがメインの料理
それは一日目に出した。二日目はどうする色々かんがえていた。

彼らが来て、ああやっぱりと落胆ビックリしたのは
12人の男子はわかっていたが、高校の卒業旅行やて
まだまだ子供子供した面影を残したのが多いんや

城崎温泉・街山荘はBARが売りもののお宿っすわ
すなわちお泊まりいただくお客さんには
落ち着いてゆっくりお酒を飲んでいただく所、でしょう!

昨日まで高校生やった者に、しかもこの団体では飲酒はダメ❗️
初日は大人のカップルも二組来てはって
この世代のギャップの差がオレの配慮せなアカンとこや

最初に酒は飲まさない、と宣言。
「エーエっ」落胆する声が何人かから漏れた
親に連れられて高校生なら親と一緒に少しは飲んでるのはある
保護者ナシ、少年たちだけではええ加減なオレでも流石にね。

「その代わり、ホンマは有料やけどビリヤード無料にするから遊び」
「やった!」

街山荘にお泊まりの最年少集団❗️こんなん始めてや。
街山荘の夕食は普通ご飯は用意しまへん
料理だけでもお腹いっぱいになる上に酒飲みますがな
そやけど今宵は違うぞ、ご飯を炊飯器いっぱいに炊いた。

「玄米半分や、よう噛んで食べや」
そんなオレの言葉なんか何のその、
ガツガツ頬ばり飲み込むように「オレは何杯目や」と
競うようにがっついている。よう分かるわ食べ盛りやもん
たちまち炊飯器が空になりましたわな
それを横目で見てオレは知らんぷり
オレもこんな時代があった、息子たちを育てた
あったらあるだけ平らげるもんな
そやけど、コレ、先日の20人様お泊まりの量よか多いのだ❗️

二日目の料理を色々考えていたやけど、
彼らの顔を見た瞬間全て白紙になりましたぞ
ファーストフードがお好きなお年頃
よしおちゃん、城崎温泉では初めてのトンカツにハンバーグ
そしてオデン!

これを見た瞬間の彼らの驚嘆は忘れられへん
「よしおちゃん大好きや!」ってね
二日目は大人たちも居れへんし彼らと色々語ったね

優秀なのがいて東大に決まったのがいた
「東大、凄いやん。そやけど一々そんなん言われたらウザイやろ」
「そうですわ」
「よしおちゃん、ここ何年やってんのん?」
「よしおちゃん、城崎温泉うまれ?」
「ヘーッ、ここ一人で作って一人でやっててんのん!」
「よしおちゃんて何歳やねん」

料理が出来たらほぼ全員で取りにきてくれ
終わればテーブルには何もないくらい片付けてくれ
「よしおちゃん、洗いもんしょうか」
「いやいや、そこまでエエわ、手順あるしな。ありがとう」

朝、9時に迎えのマイクロバスが来る
前夜、寝るのが遅かった。
7時半朝食の予定を過ぎて眠そうな顔で朝食を済ませた。

迎えのマイクロバスに行くと運転手さんが
「よしおさんですね、ブログ読ましてもらいました。楽しそうな所ですね」
運転手さんにお願いしてオレも含め全員で記念撮影

「よしおちゃん、また来るわ」
「夏、釣りにこうか」
「うん来てや。ほんで宣伝もしてや。女子も連れてこいよ」
「ワチャー、うん頑張ります」
バスまで見送らず入り口で、サヨナラをした。
涙出そうやったもん。

しばらくして二階に上がり三つの部屋を点検。
当たり前に散らかしてるやろと、、、、
全ての部屋、布団がチャンと畳まれ整然と
涙出たぞ!

こんな時でも、沖縄の辺野古で海保が自民の番犬になり暴力をやりたい放題。
福島の原発では汚染が深刻になっている。
阿倍は憲法解釈をズタズタにして戦争のできる国にしようとしている。

戦争したらアカン!
若者たちを戦場に送らせない!

独立国の日本なら外国の基地はあってはならない!


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