2013年11月25日月曜日

アクシデント、そして想い出に残る人達との出会い

今日は朝から雨、コレが城崎温泉なのだ
地元の言葉で「弁当忘れても傘忘れるな」雨が多いんだすわ

昨日、最後のお客さんが昼過ぎに帰り、続いて手伝いのアキちゃんも帰った
名残惜しい故にまたまた寂しさがふつふつ
そやけどガクッと睡魔が全身を包んで来よったぜよ
昼一時過ぎから夜九時まで眠ったな~

広島の女子二名様から空き部屋の問い合わせがあった
けど、その時既に満室。電話の向こうで深く落胆する声
ならば、客室ではないけど一階BARの談話室でも良かったら
「どこでも止まれたら良いです」



男子ばかりの五人様がもうお一人増えた。一室で六人はキツイ
「全然平気です」

九人様の学生団体様が八人になって夜人ずつ二部屋で上手く収まった

カップルの予約の人に何回電話しても留守電で出てこない
「一週間前にキャンセルしましたが何か御用ですか」のメール
えっ、そんなバカな、楽天に連絡すると
三名様の女子の予約に入れ替わっていた

中国人の男子一人だけの予約
一人で一室は周りに比べたらどう見ても不公平やん
しょうおまへん

前日の金曜日、大阪からアキちゃんが応援に来てくれた
BARと厨房のテーブルを改良し布団も五組買い足し、準備バッチリ

23日の土曜日、昼過ぎから時間差で皆さん続々と到着
ただ中国人の男性だけが六時を過ぎても連絡もなくこない

「突然ですけど泊れますか」
「すみません。今日は満室で無理です」
「寝れさえすれば何処でも良いんです。布団部屋でも何でも」
食い下がってくる様子はホンマに困ってるみたい。けど無理は無理

「福知山駅の駅員ですが、今夜そちらに中国の人が予約してますね。言葉がなかなか通じなく、今夜はそちらに行けないからキャンセルにして欲しいと言う話なんですが」
えっ、それってドタキャンもエエとこや、キャンセル料100%要るとは言うたものの
日本が初めて言葉も通じない外人に郵貯への振込みは無理ろう
駅員さんに預かって欲しいと頼んだが、それは出来ないという
とにかく何とかその旨伝えます。また連絡しますってね

食事の用意にあたふた追われてる時にふざけた話やと不快や
あっそうか、
「宿、どこか取れましたか。もし未だなら今キャンセルが入ったので泊れますよ」
うわーっホンマですか。助かりました
「ただ、布団が二組不足でダブルになりますが」
男性3人様、何でもエエです。泊れたらってコトに相成って

「もうキャンセル料は要りません。都合よく別のお客さんが決まりました」
ところが中国人さん今から来るという。そんなん無理やん。勝手なんやからー
間に入った駅員さんこそエエ迷惑や
折り返し電話があり、中国人さんキャンセル料惜しさだけやったらしい

七時過ぎに夕飯スタート
ところが三人のお嬢さんは別の所でカニを食べるので帰りが遅いときた

八人の学生さんの中にその日、誕生日のお嬢さんが居て
夜も遅くにサプライズのケーキでHappy Birthday♪ ケーキは事前に頼まれてたよ
その後、学生さん達は夜遅くまでビリヤードに昂じていた

六人の男子達はカニをいっぱい食べてそれぞれビール一杯ずつで
早々に部屋に上がった
そのテーブルに飛び込みの三人の男子たちが落ち着いて遅れた夕食
て言うか、そこから飲みだした

広島と福岡から来たお嬢さん二人はカウンターで
食事を済ましてもう一度温泉に行ってくると出かけた

その間に三人のお嬢さんが帰ってきたけどお腹がいっぱいと
用意した夕食には手をつけず少し飲んで寝てしまいはった

二人のお嬢さんが帰って来てゆっくり飲みだした
後ろのテーブルの男子三人が割り込んできて五人で仲良く飲みだした
そのまま仲良しになって深夜3時頃まで楽しく騒ぎ



翌日は一緒にマリンワールドに、良い出会いエエこっちゃ
三人の若者は大阪で30日の天満での「さがゆき」のライブにきてくれる
オレの著書『山麓の炎(ほむら)』も購読してくれたぞ



朝飯は五人一緒に


アキちたゃん休む間もなくホンマによう働いてくれた
その分ガンガン飲んで久しぶりに酔いつぶれてダウン

二人のお嬢さん、部屋を特別に用意してくれたと色々お土産までくれはった


いつも寝ている部屋は二人のお嬢さんに提供し
本来のオレの部屋にはアキちゃんが高いびき
オレは店のソファーで四時頃寝て
六時に起きて朝食の用意にかかりましたがな

色々アクシデントがあったけど
結果オーライ
二人のお嬢さんと三人の若者達とエエ想い出が生まれましたぞ♪♪♪







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