2013年3月21日木曜日

こんな偶然があるんだすな



城崎温泉・お宿と JazzBar街山荘は相変らずヒマですぞ ^ ^ゞ
ヒマながら少ないお客ながら来るとサプライズにミニドラマが展開

2月のある夜のコト。お客は仲良し?の美女?ひとり
仲良しなんか仲が悪いのか相性が交差して会う度にケンカもどきで
ケンカが絶えないのにこの城崎温泉では一人でもよく来てくれはる
腹が立っても通われれば情も生まれ、ま、仲良しってコトで


その美女が突然入り口の方を指差して
「お客さんやで」
二三人の男女が表のメニューの看板を覗いていた
オレは当然すかさず飛んで行き、どうぞどうぞ

若い女子二人と男子一人
端正な顔立ちでメッチャ細い小柄な娘と
背の高いグラマー系のエキゾチックな娘と
どこか愛嬌たっぷりの男子と

カウンターにお招きしてその美女も交え5人で話に花が咲きました
何と、沖縄から遥々来はったって

雪を見たいと飲みに来た三人の女子たちも沖縄
一人ふらっと泊りに来た青年の親父さんも沖縄
このところ城崎温泉・お宿と JazzBar街山荘は沖縄の人が続きます

どこで泊ってんのん
〇〇荘
そこって確か門限あったで
そう、11:30には帰って来てくれって
ほっとけ、ほっとけ

てな具合で門限は無視したものの旅館の風呂には入りたいと
三人そろって一端はお宿に帰りはった



オレ的には宿がお客様に早い時間の門限を設けるって如何なものか
オレなんかには観光地には縁が無く他の所の事情は知らへんが
城崎温泉ではそんな旅館がそこそこあるようで
深夜1時とかに設定するならそれもアリかなとは思わんでもないが
短絡的に考えるとサービス精神が乏しくお客は単なる商品なのかと

城崎温泉は古くからあって歴史のある温泉街
古いからほとんどが世襲制であってサービス精神が希薄になっているような
実務の労働は板さん、中番さん仲居さんにフロントと
ほとんどが社員であって派遣の若い人達

とまあ、新参のオレが批判するのはまだまだ早いんやけど
一年が過ぎて感じるコトの多くに釈然とせんもんがありまな


お風呂に入った沖縄の若者たちは再度もどってきた
仕切りなおしで飲みはじめ語りはじめ更に打ち解けて

朝10時がチェックアウト。城崎温泉発の電車が2時半
ほな、チェックアウト済ましたらおいでよ、コーヒーでもご馳走するし
イイんですか、絶対来ますきます

翌朝、彼女彼らはやってきた

コーヒー飲んだら東山公園にいってみよう
小高い丘の東山公園からは城崎温泉が一望できて
更に眼下にとうとうと流れる湖のような円山川が悠然と横たわる
沖縄にはこんな大きな川がない、三人は感動しまくり




んでまあ」、そのまま電車に乗って遠路沖縄まで名残惜しくお帰りになりました


翌日の昼、携帯の電話が鳴った
見ると登録されてない番号。以前なら無視していたけど
携帯は今や『お宿と JazzBar街山荘』連絡先になっている
見知らぬ人からのご宿泊の予約も舞い込んでくる

「こんにちは。ハラダノブユキの息子のコジロウと言います」

ノブユキと言えば彼が学生時代にオレの一番仲良しやった年下の従兄弟
長い間音信不通やったが
昨年暮れに妹婿の葬式で再会して携帯の番号アドレスを交換しあった
その彼に息子が居て当然ながら面識がない
面識がないと思ってたら昔、生玉の店に家族で一度来てくれていたと言う

 
「FaceBookで知ったんですが、昨日、ボクの同僚の女の子たちが大変お世話になったみたいで」
ありがとうございます、と言う
「ん、ん?どういうコト?

つまり
ノブユキの息子コウジロウちゃんは既に大人になっていて
結婚もしていて勤務地が沖縄で
昨日、東山公園へ案内した二人の女子とは同僚なんだってさ

いやービックリ。城崎温泉、大阪、沖縄が一点で結ばれた
そんな偶然てあるんですな

昨年の暮れ、再会しただけでなくFaceBookでも友達になった
この歳になってくると親子、兄弟、親戚とはどんどん距離が開いて行く
その距離がこんな偶然で縮まってオレとしは喜ばしい限りだす

それにしても
間もなく70の古希を迎えるちゅうに、従兄弟の息子のコトは何て言うのか
勉強不足、恥ずかしながら思いつきませんわ ^ ^ゞ

  記事中の写真は彼女たちの提供です。良い感じに撮れてますね~☆


                           記 原田 譽志男(よしお)

0 件のコメント:

コメントを投稿