2013年3月26日火曜日

緊急報告

先ず、明後日また大阪天満店に行きます。
ご都合が良かったら顔出してくださいな♪


で、『さがゆき』in街山荘・決定
5月9日木 城崎温泉・お宿と JazzBar街山荘 piano大森一宏 前売2500円
5月10日金 大阪天満店 弾き語りワンマンライブ 前売2000円全席指定


詳しくは後日お知らせします



2013年3月23日土曜日

やったぜ ^0^/








 写真は『お宿と JazzBar街山荘』お泊りのお料理の一例です



授かりもののFAXが機能せえへん、壊れたと思い
思い切って通販でおニューのFAXを購入して昨日着いた
ところがセットしてもウンともスンとも反応せえへん


メーカーに問い合わせ色々調べたらどうやら電話機コードに問題ありと判明
そんなんで昨日も工事がほぼ中断してもうたぜよ

今日、NTTから修理にきてもうて無事セット完了
よしっ、今日は張り切って工事だす
さっそくFAXが入ってきた
突然、今日お泊りのお客さん4名様!

うんなもん工事どころではないない
慌てて買い物に掃除と片付け
明後日も三人さんのお泊り、寝る間おませんな


嬉しいなぁ、うれしいなぁ
徐々にお宿として動いていますわ ^0^/

2013年3月21日木曜日

こんな偶然があるんだすな



城崎温泉・お宿と JazzBar街山荘は相変らずヒマですぞ ^ ^ゞ
ヒマながら少ないお客ながら来るとサプライズにミニドラマが展開

2月のある夜のコト。お客は仲良し?の美女?ひとり
仲良しなんか仲が悪いのか相性が交差して会う度にケンカもどきで
ケンカが絶えないのにこの城崎温泉では一人でもよく来てくれはる
腹が立っても通われれば情も生まれ、ま、仲良しってコトで


その美女が突然入り口の方を指差して
「お客さんやで」
二三人の男女が表のメニューの看板を覗いていた
オレは当然すかさず飛んで行き、どうぞどうぞ

若い女子二人と男子一人
端正な顔立ちでメッチャ細い小柄な娘と
背の高いグラマー系のエキゾチックな娘と
どこか愛嬌たっぷりの男子と

カウンターにお招きしてその美女も交え5人で話に花が咲きました
何と、沖縄から遥々来はったって

雪を見たいと飲みに来た三人の女子たちも沖縄
一人ふらっと泊りに来た青年の親父さんも沖縄
このところ城崎温泉・お宿と JazzBar街山荘は沖縄の人が続きます

どこで泊ってんのん
〇〇荘
そこって確か門限あったで
そう、11:30には帰って来てくれって
ほっとけ、ほっとけ

てな具合で門限は無視したものの旅館の風呂には入りたいと
三人そろって一端はお宿に帰りはった



オレ的には宿がお客様に早い時間の門限を設けるって如何なものか
オレなんかには観光地には縁が無く他の所の事情は知らへんが
城崎温泉ではそんな旅館がそこそこあるようで
深夜1時とかに設定するならそれもアリかなとは思わんでもないが
短絡的に考えるとサービス精神が乏しくお客は単なる商品なのかと

城崎温泉は古くからあって歴史のある温泉街
古いからほとんどが世襲制であってサービス精神が希薄になっているような
実務の労働は板さん、中番さん仲居さんにフロントと
ほとんどが社員であって派遣の若い人達

とまあ、新参のオレが批判するのはまだまだ早いんやけど
一年が過ぎて感じるコトの多くに釈然とせんもんがありまな


お風呂に入った沖縄の若者たちは再度もどってきた
仕切りなおしで飲みはじめ語りはじめ更に打ち解けて

朝10時がチェックアウト。城崎温泉発の電車が2時半
ほな、チェックアウト済ましたらおいでよ、コーヒーでもご馳走するし
イイんですか、絶対来ますきます

翌朝、彼女彼らはやってきた

コーヒー飲んだら東山公園にいってみよう
小高い丘の東山公園からは城崎温泉が一望できて
更に眼下にとうとうと流れる湖のような円山川が悠然と横たわる
沖縄にはこんな大きな川がない、三人は感動しまくり




んでまあ」、そのまま電車に乗って遠路沖縄まで名残惜しくお帰りになりました


翌日の昼、携帯の電話が鳴った
見ると登録されてない番号。以前なら無視していたけど
携帯は今や『お宿と JazzBar街山荘』連絡先になっている
見知らぬ人からのご宿泊の予約も舞い込んでくる

「こんにちは。ハラダノブユキの息子のコジロウと言います」

ノブユキと言えば彼が学生時代にオレの一番仲良しやった年下の従兄弟
長い間音信不通やったが
昨年暮れに妹婿の葬式で再会して携帯の番号アドレスを交換しあった
その彼に息子が居て当然ながら面識がない
面識がないと思ってたら昔、生玉の店に家族で一度来てくれていたと言う

 
「FaceBookで知ったんですが、昨日、ボクの同僚の女の子たちが大変お世話になったみたいで」
ありがとうございます、と言う
「ん、ん?どういうコト?

つまり
ノブユキの息子コウジロウちゃんは既に大人になっていて
結婚もしていて勤務地が沖縄で
昨日、東山公園へ案内した二人の女子とは同僚なんだってさ

いやービックリ。城崎温泉、大阪、沖縄が一点で結ばれた
そんな偶然てあるんですな

昨年の暮れ、再会しただけでなくFaceBookでも友達になった
この歳になってくると親子、兄弟、親戚とはどんどん距離が開いて行く
その距離がこんな偶然で縮まってオレとしは喜ばしい限りだす

それにしても
間もなく70の古希を迎えるちゅうに、従兄弟の息子のコトは何て言うのか
勉強不足、恥ずかしながら思いつきませんわ ^ ^ゞ

  記事中の写真は彼女たちの提供です。良い感じに撮れてますね~☆


                           記 原田 譽志男(よしお)

2013年3月14日木曜日

楽しみの後には別れがついてくる


アカン、毎度こんな事ではと思う。
泊りのお客さんが帰った後の虚脱感、、、しばらく何も手がつけられへん。

来るお客さんは例外なく良い人達ばかり、そやから別れが辛い。
早よ、お客が帰ってやれやれホッとするような多忙さが欲しい


今回のお客さんは、昔なじみの女子で
オレの出版パーティーには花まで持ってきてくれた
彼女は絵を描く人。んで、オレは彼女の絵が大好きなんやな
ホンマにイイ絵だす。ま、こちらを↓見てくださいな
http://www.geocities.jp/naturalartchiemi/

ほんで、今回初めて来てお母さんと一緒
親子でお宿と JazzBar街山荘名物の竹ランタンに挑戦
エエのんできましたえ ^0^/


 

2013年3月4日月曜日

期せずして、代理親父と代理息子、、、なのだ ^0^/

城崎温泉・お宿と JazzBar街山荘は相変らずヒマでござる
飲みにくるお客さんは9時、10時を過ぎんと現れませんな

何故ならば
地元の人達は昨年の夏頃から申し合わせたようにピタッとこんようになった
申し合わせたようなでなく、明らかに申し合わせたようで
どういうコトなのか村八分的に追いやられているようで

それはあくまでも地元の人達であって
城崎温泉で働いている若い人達はそこそこ来ていただいてますよ
働いてる若者は派遣が多く、出身も色々
それに安定を目指すより自分に忠実な生き方を模索してる人が多いから
話も多様で前向き明るい人が多数かな

ただ、派遣やから期限があって
親しんだ頃には居なくなるのが寂しいね
その都度、お別れ会で盛り上がったりして




それに、観光のお客さんも一日に一組は何とか
この表の店構えを見て来て頂くお客さんは例外なく良い人ばっかり
ログの趣に魅せられ、漏れてくる音楽に惹かれ、メニューの安さにも惹かれ
そのほとんどの人達と瞬間で打ち解け仲良しになりますな

仲良しが高じて次はお宿『街山荘』に泊りにも来てくれる人が増えてきた









 
昨年の暮れにやっと旅館の許可をとって
晴れて表にもお宿の看板を上げると
飛び込みのお泊り客もチラホラ来てくれます

昨夜とて、近々ビリヤード設置のタメの工事を始めかけた時
入り口の方で誰か訪ねてきた声がした

その前に工事とは
一階のBARの横に15畳の広間があって、ほとんど使わへん
かねてよりビリヤードを入れたいのがオレの希望であって
寄寓にもあるお方からいただくコトになって
今月の中頃に静岡県藤枝市まで頂きに行かねばね

で、場所の取るビリヤード台を設置するにはこのままでは無理
そこで、横の広間を半分に断ち割って店との壁を取り除き
要するに店のスペースを大幅に広げる内装工事なのだ

全くね、オレって言う性格は初期貫徹できず次に飛んでしまう
なまじっか自分で工事ができるもんやから
つい次に動いて、結局は常に何かを造り続けてしまいますな


ほんで、昨日初めてその工事にかかろうとしたら入り口で人の声
20代後半くらいの青年が外からの光の逆光を背に立っていた
「今夜、ここで泊れますか」
もちろん、どうぞどうぞ。時間を見るともう夕方の5時っすわ

駐車場まで案内して
とりあえず温泉に行ってゆっくりしてきて下さいな
その間にお部屋と夕食の用意をさせてもらいます、てなコトで
突然の泊り客に工事は急遽中止、さて夕食は何にするかな

3日前にも夜の11時ころ、50代くらいのご婦人が突然お泊りに
お宿の看板の効果はなかなか捨てたもんとちゃいますな




青年は温泉に行って帰ってきたのが8時を過ぎていた
何と三軒も温泉めぐりをしてきたとさ
夕食を出すとビールもご注文


大阪は箕面市で、豊岡まで仕事に来てそのまま帰っても良かったが
せっかくやから城崎温泉で一泊してみようと宿を物色したが
何処も満室で、それに高い。

城崎温泉の宿は週末何処も満室やのにオレんチだけは泊り客ゼロ
自分も木が好きでログハウス調の表構えと一泊二食6500円の安さに惹かれたと
仕事も旅も一人で行動するコトが多く、今年で30才だと


今日、3月2日と言えば、オレの末息子の誕生日。30才。

その青年も30才。名前が竜也(たつや)。息子の名前が龍実(たつみ)
これって何か因縁めいて何かの縁やで

オレの息子は今は三人居るけど皆大阪でこの城崎にはほとんど寄りつかへん
妻は何年も前にオレを見限って去って、オレは独居老人

青年の親父さんは沖縄で両親離婚して別々
二年前に沖縄に行って親父さんに会ったけどケンカ別れしてそのまま
そやけど、いつも気になりその内仲直りしたいが意地が先に立つと

オレも息子たちにこちらから城崎へ来いとは意地でも言わへん
そやけど今日は末息子の誕生日、気にはなるし会って話もしたい

男同士の父子って意地の張り合いでホンマに窮屈やと二人で笑った
ほな、今夜は親父代わり息子代わりで飲もうかってコトになりましてな



天井に貼り付けてあるチェ・ゲバラの写真を見て更に話が弾んだ
今時のこの年齢には珍しくゲバラの本はいっぱい読んだと言う

貧困、搾取、抵抗、革命と話は尽きず
差別にも言及して沖縄の現状やアイヌ民族についてもオレの講釈にも耳を傾け
日本の戦争責任から天皇、自衛隊、米軍基地にも多く語り合った

ところで彼女は居るん
いえ、今は一人の自由を満喫したいんです
んなコト言うてもエエ子が居ったら飛びつくんちゃうん
ま、それはそうですけど、そんな子と二人で世界を旅したいです
そうやねん、オレの夢も世界放浪の旅やねん

他にお客はなくマンツーマンで深夜まで語った
そして、竜也くんはオレの著書『山麓の炎(ほむら)』も買った

 
        記 原田 譽志男(よしお)