BARタイムになって間もなくガラスドアの外に一人の男性。
親愛で懐かしい顔がニッコリして入って来た
何年ぶりやろ、四年ぶりかな。しかもそれは城崎温泉で
彼は岡山やから会う機会はほとんどなかった
JR天満駅のJazzBAR街山荘を作る時誰よりも力になってくれた。
階段だけの二階にほぼ一人で資材を担ぎ上げたオレは
腰を痛め今から内装工事をやる時に歩行も困難な状態に陥った
そこで連日連夜お客さんの誰かが必ず手伝いに来てくれた
当時彼は鳶職をしていてほぼ連日仕事帰りに来てくれた
鳶だけに身軽で力持ち、電動工具も使いこなせ
内装工事には一番の戦力やった
それから2年ほどしてから鳶を辞め郷里の岡山に帰った
オレが城崎温泉で宿をやる事になって
彼は岡山から駆けつけてくれ内装工事をまた手伝ってくれた
今は岡山で数人を社員に持つ社長なのだ
夢は一千億の商いをするとかでオレも元気もろたぞ〜
懐かしいやん、嬉しいやん
10時何分の新幹線で帰る間際まで一緒に飲んだね
あっ、彼の写真撮るのん忘れた