神鍋高原にマラソン大会がありマイガールズの一人が出場
その後、城崎温泉街山荘にお泊まりときたぞ
ならば、迎えに行くべぇと連れのKちゃん運転で出かけたのが20日
ガールズのYちゃんとは約2年ぶりの再会
10kmコース4位の成績はでかした感じ
顔を合わした瞬間、懐かしさの余り思わず頭をポンポン
で、そのまま竹野海岸へ直行
シーズンにはまだまだ早いコバルトブルーの海は
青空の下人気もなく穏やかな波を寄せてたね〜
最初はくるぶしまで、次に膝小僧
その内、ふざけたKちゃんがオレを海に突き落とそうと挑んできた
バカな奴め。72になったオレやがその辺の若者には引けを取らへん
軽くかわしてたら意地になって挑んでくる
とうとう二人とも下半身ずぶ濡れや
これが引き金になった
呼んでいる呼んでいる。
コバルトブルーの海面が吸い込むように招いている
もう迷うことなくパンツいっちょになりザブンと飛び込んだ
思ったほど冷たくないやん
ゆっくりゆっくり腕を回し緩やかなクロール
ひと描きごとに清涼な海水で身もココロも浄化されていく
やや経ってKちゃんもオレの後に続き飛び込んできた
二人の戯れる様子を波打ち際で楽しく観戦していたYちゃん
「私も入る❗️」
上着だけを脱いでそろり恐る恐る入水
30分ほど無心になれたけど、さすがに身体が冷えてきたぞ
いつの間にか青空に雲が羽を広げお日様をお隠し
濡れた体に風が冷たい。けど、その時嬉しい発見
この約一ヶ月の苦闘で今まで以上に後遺症の痺れと痛みが
オレに激しく襲いかかり悩まされ続けてた
が、30分ほどの水泳で嘘のように楽になってたんや
やっぱり、海はいい、泳ぎはエエんや
その途端、悩んでいたのがスッキリ解決したぞ
お泊りが無かっても毎週末は城崎温泉に帰って海に入るのだ❗️❗️
その夜は約束通り城崎温泉で唯一の飲み友ケンちゃんもきて
鉄板焼きを囲んで四人でささやかやけど楽しい酒宴
宴もたけなわ、と、Yちゃんが何やら差し出し
「父の日です。おめでとうございます」
ケンちゃん「エッ」目をクリクリ。
小さな表彰状と原酒の小瓶。
クリクリ目のケンちゃんの目がしょぼつき出しうるうる
実際、感激で涙ぐんでたぜよ
続いてYちゃんはオレにも同じ表彰状と角のミニボトル
このサプライズ、効き目があったな〜
オレには三人の息子がいるが誕生日も父の日も祝われたのは
記憶の片隅に欠片ほどあるだけの遠い昔のコト
そやけど、オレには他人やけど娘や息子のような
若者が周りにいっぱい居るんや
お泊り客の無い多くの日々を城崎温泉街山荘で
とてつも無い寂しさを味わっていた
それが原動力になって一つ大阪でもう一度旗を掲げようと
西天満店をオープンした
天満店の解体撤去。西天満店の造作と
娘や息子のような若者たちが入れ替わり助けてくれた
人の縁、つながりのありがたさをつくづく感じさせられる
ちなみに、この夜の仕掛け人はKちゃんで
その思いにYちゃんも喜んで相乗りしたという訳でござる。