反戦平和・米軍は撤退しろ! 消費税増税断固阻止!
もうチョッとやから休まずに頑張ればもっと進んでるはずが
体調が益々悪くなっていく
肩の関節が痛む、両腕の筋肉が切れそうにピキピキ痛い
寝るといつまでも眠りに陥ってしまう
それに加え、そういう時って孤独感にさいなまれるもんじゃろう
モチベーションが下がりっぱなし
そんなクマを元気付け励ますように入れ替わり誰彼と来てくれる
中でも隣町の竹野の岩ちゃんが週に三日は顔を出してクマのケツを叩く
北但森林組合の課長代理
彼と出会ったのは、この宿を担当した『但馬で田舎くらし』の小幡さんの紹介
当初の計画は
信州木島平村の山荘にある丸太を搬入して造るはずやった
そやけど、それを運ぶのに現地に置いてあるユニックの車検か必要
見積もってもらうと、何と24万ときた
都合三回往復して運ばなアカンやろう
時間と労力が相当かかる上に24万は痛い
それだけのカネをかけるならこの豊岡で原木を仕入れる方が安い
更に中古やけど軽の車も購入できる
方針を変えた
これが、苦闘の始まりになるなんて夢にも思わなんだ
先ずは皮むきから、
これがこの季節のモノはなかなか剥けへん
そこから加工していく、その都度運ぶ。重い、重い
信州木島平村の山荘で貯め置いた丸太なら加工済みで乾燥してて軽い
最初は搬入に時間はかかっても
サイズ通りに切って貼り付けていけばそんなに時間はかかれへんかったやろう
今更、それを悔やんでもしょうがねぇべ
てなコトで、小幡さんに頼んで森林組合を紹介してもろた
現れたのが岩崎さん
会った瞬間から饒舌なんやな
ほんで、先回り先回りして気を使い面倒をみてくれる
丸太をクマに引き渡したらそれで終わりだけのものが
クマがせめて軽トラを手に入れなこの城崎で動かれへんと言うと
必死に車を探し始めてくれた
なかなか見つかれへんので自分の車を動かして必要な所へ連れて行ってくれる
脚立、スコップ、バール、ハンマー、カケヤ、丸ノコ、工事用のゴミカゴ
頼みもせえへんのに「要るはずや」と持ってきてくれた
クマの著書もほとんど読破してもうた
カウンターの材料に根曲がりの杉を頼んだら
丁度良いのがあると、森林組合まで二人で取りに行った
約6m。14cmの厚み
こんなん普通手に入れへんぞ
それを半分に切って根曲がりの太い方をメインに
コの字型のカウンターが出来た
先日は「板、要るやろ」と電話してきて
それから直ぐに森林組合の4tトラックで雨の中をやってきて
サイズはバラバラやけど分厚い大きな杉板を大量に運んできた
それを見ただけで使い道がクマの頭の中でドンドン閃いてきた
何とも贅沢に一部はカウンター内の床板に
カウンター内のバックバーの棚に
テーブルもできる
薄い狭い板やったらセコセコ細工せにゃならんのに
モノが大きいからドンっと据えたらそれで終わり
しかも贅沢でワイルドながらメッチャ豪華な棚ができた
そんなんが形になったのが年末の30日
このまま作業を続行していけば、、、
アカン、体が危険な状態になってる
って言うのは
29日の朝9時、岩ちゃんに電話で叩き起こされ
そこからカウンターを何とか仕上げて
ヘトヘトになり酒飲んで寝た。夜中、目が覚めまたチョッと飲んで寝た
んで、目が覚めたら夕方近くの4時過ぎやおまへんか
それでも肩は疼く両腕の筋肉は痛い、そこを無理して作業したら危険と判断
そやから言うて時間を無駄にするのは何とも惜しい
はて、どうするか
肩と腕は痛いけど充分眠ったから体はスッキリしてる
ならば、大阪の天満の店に帰って車に積めるだけの物を取りに行こう
そう決めたら取りに行くだけではオモロないやんけと
限定した人たちに今から帰るから飲もうとメールを送った
突然のコト、師走やしひょっとして誰も来てくれへんかも
したら、何人もが「ゴメン、もう予定が入って行けない」のメール
倉敷の難波ちゃんが「大晦日は夕方には城崎に帰ってますか」の問い合わせ
何人かが「何時頃店に着くの」の問い合わせ
大晦日に御節を作って持ってくるbarakaibちゃんからは
「ほな、ワタシはどうしたらエエの」
「大晦日の昼までに店に来て、積み出し手伝って一緒に行こう」
さくらしゃん「手伝うコトでけへんけど昼ご飯私が用意します」
7時過ぎに城崎を出て10時半に天満の店に到着
ドアを開けた目の前にQちゃん、たけちゃん
奥にオトンとオカンの四人が待っててくれた
少し遅れてNY帰りの若きベーシスト遊馬も来た
飲んだね、騒いだね
いつ寝たのか誰がいつ帰ったのか記憶ナシ、ま、いつものコトでやんす
泊まった遊馬を起こして昼前から引越し開始
barakaibちゃんも来て三人でせっせと荷物運びましたがな
ほぼ運び終えた頃にさくらしゃんが手提げ荷物を抱えてやっきた
四人分のお昼ですよー
四人でそれをパクついて2時半出発
見送りのさくらしゃんにハグハグ、遊馬にバイバイ
夜道のドライブは辛いぜよ
68のジジイ、視力減退して見えにくいから緊張の連続
眼科のナースくんのbarakaibちゃん
「よしおちゃん、白内障や手術したら直ぐなおるよ」
てなコトで落ち着いたら彼女の勤める医院にいってみるか
道中、難波ちゃんと携帯のやり取り
クマたちが城崎に着くのは多分7時頃
難波ちゃんは電車で多分9時過ぎという
城崎に着いて難波ちゃんを待ちながらぼちぼち飲み始め
10時前に着いた難波ちゃんを迎え
barakaibちゃんが作った御節を三人でいただいてカウントダウン
それから御所神社と温泉寺に三人で初詣と相成りました ^o^/
原田 譽志男(よしお)